催眠には、催眠術と催眠療法の2つが在ります。勿論、大きく分けたらという話です。催眠術は、ショー催眠とも呼ばれます。テレビとかでもやられる、まぁエンターテインメントです。催眠療法は、ヒプノセラピーとも呼ばれます。ヒプノセラピーが効くのは、当たり前です。ジークムントフロイトさんが貶めた催眠ですが、海外の代替医療業界では氣功と並び催眠も認められてます。でも未だ日本では、氣功は認められてるのに催眠は代替医療として認められてません。やはり『リング』のモデルと成った、福来助教授の事件が尾を引いてるんですね。
催眠には、言語催眠と非言語催眠の2つが在ります。言語催眠は、古典催眠とも呼ばれます。非言語催眠は現代催眠だったり、エリクソン催眠とも呼ばれます。言語催眠は、その名の通り言語で誘導します。でもだからこそ、掛けるのが難しかったりもする訳ですよ。それに言語催眠だと、コッソリも描けれません。エリクソン催眠の中には非言語だけでなく言語的なアップローチも在るのですが、やはりとても難しいです。言語を使うので、言語催眠はハッキリとスッキリとしてます。だからこそ、それが良くも悪くもで在るという訳なんですですよね。
非言語催眠の、最もやり易くわかり易い例としては『詐欺師は良い服を着てる』ってやつです。他にも『ニュースキャスターは、美男美女』というのもありますかね。見てくれの良い奴というのは、それだけで信用信頼されるという事です。でもだからこそ詐欺師の皆さんは、そこを突いてくる訳です。例えば『国家認定』とか『◯◯研究所』とか名刺に書かれてると、何かチャンとした人っぽいですよね。ビシッとしたスーツを着てたりパリッとした白衣を着てると、やはりチャンとしてそうですよね。これはもう、立派な非言語催眠な訳なんですよね。
でも真の非言語催眠は、こんなレベルではありません。達人レベルになると、目と目を合わせただけで脳をクラッキングしてきます。非言語催眠とは瞬間催眠の事でもあり、また氣功の事でもあります。エリクソン催眠のミルトンエリクソンさんも、意識的か無意識的かは別として氣功を使われてました。氣功で相手を変性意識状態にする・・・氣功で落とすってやつです。言語催眠より、氣功の方が変性意識を作り易いんですよね。それは氣功の方が、体という抽象度の低い領域へのアクセスが得意だからです。まぁ何事も、使い方に掛かってる訳です。
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