商い
『共生』は『循環』とも言い、また『商い』とも言い換えれます。私達は、私達にとって要らない二酸化炭素を吐きます。その二酸化炭素は草達にとっては要る物なので、草達は二酸化炭素を吸います。そして草達は、草達にとって要らない酸素を吐きます。その酸素は私達にとっては要る物なので、私達は酸素を吸います。この様な循環こそが、本当の意味での商いなんですね。ちなみに共生のポイントは、大きく分けると2つ在ります。それは『出すと入る』という事と、もう1つは『流れを止めない』という事です。この2つが、共生の要なんです。
榮え
先ず『出すと入る』という事なのですが、これは裏を返すと『出さなければ入らない』という事です。基本的に『出す』と『入る』だと、必ず『出す』が先なんです。『榮(栄)』という字は、出力を意味します。ジェット噴射の様に何かを出すからこそ、その勢いで前へ進んで栄えるんですね。例えば出納帳に出入口と、昔の人は『出すと入る』を解ってた様ですね。じゃあ何を出せば良いのかというと、それは何でも良かったりします。金や物が全てではないですもんね、知恵を出すのも1つの手です。困ってる人を助けてあげても、オッケーですね。
送る
次に『流れを止めない』という事なのですが、これは『滞らせない』と言い換えれます。実はコレ、さっきの『出すと入る』と殆ど同じ事なんです。出したから入った、そこで終わってはダメなんですね。更に出さなければ、流れが滞ってしまいます。もちろん入ってきた物を、そのまま全て流さなくても良い訳です。『恩返し』でなく『恩送り』という語を、皆様も聞いた事が在るかもしれません。自らが誰かに良い事をしてもらったら、その人でなく別の人に良い事をしてあげる。川の水は、高い所から低い所に流れます。これも1つの、循環ですね。
ワクワク
『出すと入る』そして『流れを止めない』という、この『共生』という法則。これを更に言い換えるなら、『関わる』という事でしょうか。どれだけ強がっても、人は1人では生きてけません。誰かと関わらなければ、生きてけません。だからこそ流れを滞らせず、出したり入れたりを繰り返す。そうやって多くの人と正しく関われれば、必ずや貴方は貴方の人生を樂しめますでしょう。人と関わって樂しんでこその人生、即ち『関わる=樂しむ』なんです。きっと、貴方と関わる事を待ってる人が居ます。必ずや、貴方と樂しむ事を望んでる人が居ます。
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