僕は、タロットカードを使って占いをやります。タロット占師さんに限らず、占師さんなら客さんの話を一生懸命に聴かねばなりません。これは占いが当たる当たらない以前の事ですが、これがやれてない占師さんも多い訳です。占う時の長さや占う額が幾らかとかは、余り関わりは在りません。占いを引き受けたなら、やるべき事をやるべきです。そして占師さんのやるべき事とは客さんの話を一生懸命に聴く事、それに尽きます。まぁこれは占師さんに限った話ではなく、カウンセラーさんとかコンサルティングさんとかコーチさんにも言えますよね。
宇宙は、光ではなく音から始まったとされてます。音が光を作り、光が物を作ったんです。聖書にも「初めに言葉、在りき」という様な事が書かれてますしね。赤ちゃんは、瞳がキラキラしてますよね。首さえも動かせない赤ちゃんにとって、世界は光のタペストリー(1枚絵)です。それを音を使って切り取って、赤ちゃんは世界の認識をするんです。映画『マトリックス』では、主役は世界が0と1に見えてました。私達の住む現実世界も、それと同じです。宇宙は、情報で作られてます。私達の暮らす物理空間さえも、情報で作られてるんですよね。
世の全ては、空です。空は空っぽという事では無いですが、やはりちょっと寂しいですよね。だから私達は、何かしらの役を演じるんです。その役は1人1人、違って構いません。と言うよりも今の世には身分制も奴隷制も無いのですから、我がの演じる役は我がで決めねばなりません。でもその役は、天命でも宿命でも使命でも運命でもありません。強いて言うなら、仮の役です。仮なんだから、我がの好きに換えちゃっても良い訳です。世に対して、役を果たす。これが、肝なんです。そして我がの役を貴ぶのと同じ様に、人の役も尊べば良いんです。
僕は『世を救う』という役を、取り敢えず仮に担ってます。でもまぁ、あくまでも仮の役ですからね。気が換わったら、役も換えようかなとは考えてます。が、今のところ換えるつもりは在りません。但し、世の救い方は知りません(笑)でもまぁ何となく占いやお祓いや催眠術や気功を極めた果てに世を救えそうなんで、今みたいな生き方をしてます。それで、オッケーなんです。仮の役は仮の役ですが、それこそが己という事です。魂の様な、永久不滅の己なんて無いという事です。我がの好きな事・やりたい事位、我がで決めろって事なんですよね。
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