欲と慾
欲にも、2種の欲が在ります。先ず、欲。これは貴方が生きる為に要る物を、望む想いです。次に、慾。これは貴方が生きる為に要らない物を、求める想いです。ザックリと言うとこういう事なのですが、今回はこの欲と慾について書かせて頂きます、当たり前ですが、この2つは全く違う物です。欲が無ければ、誰しも生きてけません。誰しも最低限は寝たり食べたりしなければなりませんし(実は人は進可すれば寝たり食べたりしなくても生きてけますが)、金や物だって要ります。生きるのに要る物を望むのは、人として当たり前の事なんですよね。
下心
では、慾って何でしょう?単純に、欲の下に心が付いてます。つまり『下心』が付いた欲だから、慾なんです。じゃあ、下心って何でしょう。この下心にも、2種が在ります。しかもプラスとマイナスの、下心が在ります。先ずプラスの慾・下心とは、もっと欲しいと言う奴です。既に要る物を要る分は持ってるのに、要らない物を求めたり要る物だけど余計に求めたり。次にマイナスの慾・下心とは、もったいないと言う奴です。既に要らなくなった物を、捨てずに掴んどく。この2種がプラスとマイナスの下心で在り、プラスとマイナスの慾なんです。
プラスの慾とマイナスの慾
またキチンと共生(循環の方が解りやすいかもですね)してる状態が欲、してない状態が慾とも言い換えれます。そもそも欲とは、何でしょう。私達は気が付いてないかもしれませんが、見えぬプログラムの通りに生きてます。1人につき200万個を超えるプログラムに、誰でも生かされてます。それ等を大きく分けると、プラスのプログラムとマイナスのプログラムに分けられます。そのプラスのプログラムに付いた傷を、谷と言います。そしてマイナスのプログラムに付いた傷を、欠と言います。プログラムに付いた傷、この谷と欠で欲なんですね。
自然さんの愛=欲
プログラムに付いた傷は、自然さんが自然に治してくれます。例えるなら、傷の上にカサブタが創られ傷が治る様に。つまり体に限らず心でも縁でも財でも、傷が付いたら(足りなくなったら)自然さんが自然に治してくれるんです。それなのに下心・慾で以ってして「もっと欲しい」や「もったいない」とか言ってると、それがプログラムのバグに成ります。そして現実世界の貴方に、エラーを起こします。つまり委ねる所は、自然さんに委ねなければならないという事です。だって自然さんは貴方より貴方の事を知り、貴方より貴方を愛してますから。
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