黒色でもなく白色でもなく、灰色の毛に覆われた猫の赤ちゃん。産まれた時から大富豪の家で育てられ、何の不自由も無い暮らし。でも窓の外は、もっと樂しい所なのかもしれない。そんな好奇心に突き動かされ、猫の赤ちゃんは産まれ育った家を抜け出す事を決めましたとさ。
僕が属する流派の開祖は、幼い頃から体が弱かったそうです。ですから学校に行けず、家で寝てる事も多かったそうです。そんな在る日、いつもの様に布団で横に成りながら窓の外を見てました。そして、フと思ったそうです。「ああ、人はなんてレベルが低いんだろうか」と。
行きたくも無い学校や会社に行って、逢いたくも無い人に頭を下げて・・・「これなら野良猫の方が、よっぽど人より自由でレベルが高い」と。そして人も何とか猫の様に生きれないかと考え、宇宙への探求を初めたそうです。つまり猫が、ウチの流派のキッカケだった訳です。
結論から言うと、人も猫の様に生きれます。でも今までは黒い猫の世、今からは白い犬の世です。そして未だ人は、犬より下です。だからソフトバンクのCMで、白い犬が父なんです。でも私達は霊長類です、そろそろその責を果たす刻が訪れつつ在るのではないでしょうかね。
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