占いといえば・・・女の人！というと、語弊が在るかもしれませんね。でも確かに、占いに来られる客さんは女の方が多いです。ウチの店でも、そうですね。客さんの８割は、女の方です。そしてその相談内容の８割は、恋愛相談です。まぁ相談内容は良いとして、それだけ男の客さんが少ないという事です。しかしながら、男の客さんが全く来られない訳では無いですしね。それに男の客さんは男の客さんで、ビシッと芯の通ったというか筋の通ってる方も多いです。ではでは芯も筋も通ってる方が、一体どのような事を占いに来るというのでしょうか？
それは、確認の為というのが多いです。我がの中では、答えも出てる。我がの中では、既に解ってる。でもその、確認の為に占いを受けられるんです。それは、我がの中に在る答えに対して自信を持ってないからではありません。仮に占いで我がの中に在る答えと違う事を言われたとしても、彼等は我がの中に在る答えを曲げたりしないでしょう。じゃあ何の為に占いを受けるのかというと、それはやはり確認の為なんですね。確認を目的として占いを受けられる客さんの占いが、外れる事は稀です。殆どのケースで「やっぱりね」で、占いは終わります。
人は、悩むが故に占いを受けます。そして悩みは、迷いから生まれます。迷いとは、頭の中がスッキリしてない状態です。という事は、頭の中をスッキリさせて迷いを消せば良いんです。すると自動的に、悩みも消えます。ウチではやってないやり方ですが、こんな占師も居ます・・・先ず、占いに来た客さんを３０分くらい待たせるんです。すると客さんは待ってる間に、占師に何を占ってもらおうか頭の中で整理します。実は頭の中を整理した時点で、頭の中がスッキリして迷いが消えるんです。すると答えは客さんが、自然と勝手に見い出すんです。
で占いが始まったら客さんが我がで見い出した答えを、さも占師が占いで導き出したかの様に振る舞うと。まぁ、そんな占師も居ます。勿論、これは詐欺でも何でもありません。結果として、客さんの心がスッキリした訳ですからね。占師は、神さんでは在りません。全てを占いで知れる訳でも無ければ、全ての人から満足して頂ける訳でも在りません。しかしながら、僕達はプロの占師です。手を替え品を替え客さんの心をスッキリさせます。今や占いは、カウンセリング的な面が濃く成りつつあります。まぁこれもまた、世の流れなのかもしれません。
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