占う時の肝は『客さんの話を、一生懸命に聴く』という事に尽きます。今の世で、我がの話を一生懸命に聴いてくれる人は稀です。せめて占師位、客さんの話を一生懸命に聴いたげましょうよって話です。因みに僕は、プライベートでも人の話は一生懸命に聴く様にしてます。まぁ、当たり前っちゃ当たり前の話なんですがね。そんな当たり前の事さえも、稀なのが今の世です。客さんは占師に、悩みを打ち明ける訳です。その時に客さんは、悩みを言語化する訳です。言語化した時点で頭がスッキリとするので、それこそが占いを受ける意味と価値です。
頭がスッキリとすると言えば、宮さんや寺さんです。神さんや仏さんが居られる宮さんや寺さんに参らせて頂くと、頭がスッキリとします。それこそが、宮さんや寺さんから頂ける御利益と言っても言い過ぎではありません。占いにしても宮さんや寺さんにしても、頭がスッキリとするだけで良いんです。頭がスッキリとすれば、後は客さんが我がで悩みを解決するんです。頭がスッキリとすれば、後は勝手にアイデアが浮かんで運が開けるんです。開運と呼ばれるもののカラクリなんて、そんなもんなんですね。頭をスッキリとさせると、運が開けます。
催眠術の中に、完全覚醒と呼ばれる術が在ります。これは最後の最後に、全ての暗示と催眠術を解く為の術です。催眠術師さんは被験者さんに催眠術を掛けたら、最後の最後に必ず完全覚醒をやります。やらないと、危ないですよね。確かに暗示も催眠術も、寝れば解けます。でも催眠術を掛けられた後に、直ぐ寝る人は稀ですからね。完全覚醒は、必ずやります。でもこの完全覚醒もまた、催眠術でしかありません。催眠術を解く催眠術、という催眠術です。そういった点では、私達は常に催眠状態です。但し、頭がスッキリとしてる催眠状態な訳です。
腕の良い気功師さんに気を送ってもらうと、とても眠く成ります。それは気功師さんの作った変性意識状態が、とても深いからです。催眠状態にしても変性意識状態にしても、深まれば深まるほど眠く成ります。勿論、深いけど眠くない変性意識状態や催眠状態も在るんですがね。でもまぁ気功は、治療ですからね。眠く成ってもらっても、構わない訳です。治療を受けた後は、ピューと寝てしまうのが理想です。最後の最後にスッキリとさせるのがエンターテイナーの催眠術師さんで、最後の最後に眠らせるのが治療師の気功師さんという事に成ります。
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