ピエタ

Fortune Tarot

催眠術の中に、被験者さんに幻を見せるという術が在ります。催眠術では催眠状態の事を、トランス状態とも言います。そしてこのトランス状態は、深さに依って3つの層に分けられます。それはトランス状態の浅い順に、軽トランス・中トランス・深トランスと呼ばれます。軽トランスでは被験者さんに対して、運動支配をやれます。体を固める、とかですね。中トランスでは、感覚・感情支配をやれます。好き好き催眠、とかですね。そして深トランスでは、記憶支配をやれます。ここまで深めて、やっと被験者さんに幻を見せれるという訳なんです。

この幻を見せるの中には、幻覚だけでなく幻聴も含まれます。だから被験者さんの記憶の中に居る既に亡くなった人を被験者さんの前に幻として表させ、その幻と話して頂けたりもします。何とも、凄い技です。僕なんかは、いちおうスピリチュアルの者です。だから例えば、守護霊さんとかも扱う訳ですよ。それこそ「貴方の守護霊さんの姿を霊視して、その声を伝えます」的な事をやってるスピリチュアリストは多いです。でもスピリチュアリストでなくクライアントさんが我がの守護霊さんの姿を見れて声を聴けたら、それに越した事はありません。

深トランスでやれるのは、幻を見せるだけではありません。さっきも書きましたが、深トランスは記憶支配です。だから、記憶を消したりもやれます。因みにその逆の記憶の捏造は・・・やれないという事にしときましょう(笑)で、被験者さんの記憶を消すという話なのですがね。記憶を司る脳の部位と感情を司る脳の部位は、とても近いです。というか記憶と感情は、ほぼほぼセットです。記憶を消す催眠術を被験者さんに掛けると、先ずその記憶に伴う感情が消えます。そして更に強く術を掛けると、スーッと記憶も消えてしまうという訳なんです。

これは催眠術だけでなく、催眠療法でも使えます。まぁ催眠療法では催眠術と違い、寝て起きたら思い出してしまっては意味も価値も無いですがね。嫌な記憶を消す、そんな催眠術も在ります。勿論、これは非言語催眠でも氣功でも似た様な技は在ります。因みに、この技は嫌な記憶だけでなく良い記憶を消すのにも使えます。良い記憶は良い記憶で、それに囚われると厄介です。だからこの技は何時までも過去の成功体験にしがみ付いてて、新たなゴールセッティングを怠ってる人には効果覿面です。昔の事を思い出すなんてな、趣味に過ぎない訳です。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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