ロクデナシ

Fortune Tarot

エフィカシーとは、自負心の事です。詳しくは、自己の能力に対する自己の評価の事です。要は「私は、やれる」って事です。セルフエスティームは、自尊心の事です。詳しくは、自己のポジションに対する自己の評価の事です。要は「私は、凄い」って事です。コーチの役は、クライアントさんのエフィカシーを高める事に尽きます。言い換えるなら、クライアントさんに自信を付けさせるんですね。でもエフィカシーばかり高めてもいけません、セルフエスティームも広げねば成りません。勿論その逆も然り、つまりどちらも高めなければ成りません。

例えば、正三角形が在るとします。その高さを、エフィカシーと言います。その底辺を、セルフエスティームと言います。もちろん正三角形の状態が、バランスが良いんですよね。でも、このバランスが崩れる事も在ります。エフィカシーばかり高く成ってセルフエスティームが縮むと、グラグラと安定しません。だから、やれなかった(失敗した)時にパタリと倒れます。エフィカシーが低く成ってセルフエスティームばかり広がると、確かに安定はしてます。でも向上心が無さ過ぎて、怠け者に成ります。やはりどちらも、バランスを整えなければね。

エフィカシーに偏った人は、調子が良い時は良いんですよね。むしろその調子の良さ、つまり結果を出してる事で我がを保ってるんです。言い換えれば、我がを追い込む事で力が出るんです。だから1度でも失敗すると、もう立ち上がれません。我がで我がを全否定、目に見える結果の他に我がの価値を見い出して生きてこなかったからです。イケイケのオラオラ系の人、ちょっと躓くとドン底まで堕ちる的な事ですね。でもプライドの高さは、落ちないんです。だから、我がの過ちを認めません。過ちを改めないので、再び立ち上がるのは難しいんです。

そんな人は、実は『隠れエフィカシーの低い人』です。だって真にエフィカシーの高い人だったら、失敗の1つや2つ味わった所で「俺はやれる」って感覚が揺らがないんです。だからドン底まで堕ちても再び立ち上がるんです、しかも前よりもレベルアップした状態で。因みに貴方の周りで隠れエフィカシーの低い人が凹んでたら、凹んでる事には触れずに飯にでも誘ってあげて下さい。隠れエフィカシーの低い人は、腹の中では「俺のせいじゃない」と考えてます。だからそこには触れず「飯でも行こや、むしろ俺に付き合ってや」位が良いんですね。

セルフエスティームに偏った人は、凹むと何も考えなく成ります。もう人のせいとか我がのせいとか、どうでも良く成るんです。エフィカシーが低いので、初めから我がには期待してない。でもそんな期待できない我がに対して、焦ったりしないんです。だってセルフエスティームは広いですからね、我がが何の役に立ってなかったとしてもヘッチャラなんです。この人のタチが悪いバーションが、勝手に子の部屋を掃除しちゃうオバチャンです。しかもその我がの独り善がりな価値観に人が共感してくれないと、それだけで怒り出すという人なんですね。

だからと言って、共感したらしたで調子に乗ります。共感する訳でもなく共感しない訳でもなく、想定外の方向に話を逸らすのが正解です。だから「何で勝手に掃除するんだよ」と怒っては、ドツボに嵌ります。こういう時は「俺、出家するわ。」とか言うんです。すると向こうは「え?」みたいな反応をします。そしたらもうこっちのもんです「親に掃除させちゃうまで部屋を掃除しない俺なんて、出家した方が良いよね」とか続ければ良いんです。別に出家でなくても良いんです、ただ場の主導権をこちらに取り戻さないといけないですという事です。

あ、書き忘れました。イケイケのオラオラ系の人が調子に乗ってたら、敢えて空気を壊して下さい。昔の映画監督って、無茶苦茶な人が多かったんです。そして下の人は、苦しめられたんです。例えば遠くの自販機まで3秒でジュースを買って来い、とか言う訳です。そういう時は「はい」と言って、自販機まで走り出せば良いです。すると向こうは「いや本気で言ってない、それくらい解れよな」と怒りながらも調子に乗った状態は収まります。向こうはこちらを、ただ困らせたいだけなんです。だから敢えて空気を読まない事で、向こうを制すんです。

そして勝手に子の部屋を掃除しちゃうオバチャンが凹んでた時は、どうすれば良いのでしょう。まぁ、放っときゃ良いのですがね(笑)そんな時は「先ずこれをして次にこれをして・・・」と、細かく指示したげて下さい。この手の人は凹むと、誠意や誠実さがゼロに成ります。要は「もう私は1歩も動けません」とか、そんな状態に陥ります。だから、細かく指示を出したげるんです。その指示の内容は、ぶっちゃけ具体的なら何でも良いんです。そもそも、この手の人は人から構ってもらうだけで嬉しいんです。ただそれだけで、元気が戻るんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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