ルーティーン

Fortune Tarot

私達は誰しも、コンフォートゾーンの中で生きてます。スポーツでも、ホームとアウェーって在りますよね。人はアウェーでは、思った様に体を動かせません。プロのスポーツの選手でも、アウェーではホームで繰り返し練習した通りにしか体を動かせません。プロのスポーツの選手でさえそうなのですから、私の様なスポーツの素人はアウェーではアタフタするだけで終わってしまうでしょう。プロのスポーツの世界で試合に勝ちたければ繰り返し練習した事だけでなく、臨機応変に閃きながらクリエイティブに体を動かさなければ成らないんですよね。

とこの様に説明が長くなりましたが、ホームがコンフォートゾーンです。コンフォートゾーンは、快いと感じる所です。だから1歩でもコンフォートゾーンから出ると、心は落ち着かなく成るんです。心が落ち着かなく成ると、当然その影響は体にも出る訳です。心拍が早く成ったり、胃が痛く成る事も在ります。そして心は1秒でも早く、コンフォートゾーンに戻ろうとします。因みにラグビーの五郎丸選手のルーティーンが、騒がれた事が在りましたよね。あれはルーティーンをする事で、アウェーでもホームと同じ様に体を動かそうとしてるんです。

つまりルーティーンをしてからボールを蹴るまでの一連の動きをセットとして、ホームで繰り返し練習して体に覚え込ますんですね。するとアウェーでもルーティーンを始めると、一連の動きの終わりのボールを蹴る所までホームと同じ感覚で行えるんです。つまりルーティーンを行う事で、アウェーにホーム(で体を動かしてる感覚)を呼び出してるんですね。という事はホームだとかアウェーだとかいうのは、必ずしも物理的な場ではないという事です。あくまでも、その人の脳や心の中にしかないコンフォートゾーンの中か外かという話なんですね。

僕も出張で、いつも占ってる店とは違う所で占う事が在ります。僕にとってFortuneの店で占う事がコンフォートゾーンなので、別の所で占う事は全てコンフォートゾーンの外な訳です。そりゃ、肩に力が入っちゃいますよね(笑)僕の場合は、シャッフルカットをルーティーンとしてます。シャッフルカットというのは、占いの前にタロットを混ぜて切る事です。シャッフルカットを抜きに、タロットで人を占えません。そんな占いとして必要不可欠な動きに我がの心を鎮めるルーティーンとしての役も担わせるというのは、なかなか便利ですね。

そう考えると、誰しもがルーティーンを持ってるのかもしれませんね。アウェーでも体が硬く成らず、ホームの様に柔らかく行える様にする為の型とでも言いましょうか。でも私達は、時としてコンフォートゾーンを捨てなければ成らない時が在ります。それが、私達が成長しようと考えた時です。人は成長する為には、今の快く感じてる所から離れなければ成りません。そして新しい場に向かい、強く歩を進めねば成りません。ルーティーンで呼び出せるホームの感覚は、過去の最高傑作でしかないんです。その限界を越えねば、成長は無いんですよね。

その為に、ゴールを決めるんです。夢を持つ、もしくは志を立てるでも構いません。つまり未来の側に、コンフォートゾーンを作ってしまうんです。ただ未来とは、未だ来ずと書きます。その未来の側のコンフォートゾーンは、当たり前ですが物理的な世界には在りません。ゴールを思い描く、1人1人の脳の中にしか無い訳です。まぁ物理的な世界に無い、とも言えませんね。そのゴール、つまり未来の側のコンフォートゾーンの世界も物理的な世界に在ります。在りますが、今の時点ではそのゴールへの辿り着き方が解ってない状態とも言えますかね。

例えば「年収を一億円にするぞ」と、決めた人が居ます。でも今の年収は、500万円な訳です。でも世には、年収一億円の人も確かに居る訳です。つまり、年収を一億円にするやり方は在るという事です。でもそれは、今の状態では見えないんです。それは「年収を一億円にするぞ」と決めなければ、決して見えてこないんです。勿論ゴールを決めるだけで良い訳ではないのですが、そもそもゴールを決めなければ何も始まりません。今の年収500万円というコンフォートゾーンから、年収一億円というコンフォートゾーンに進めなければ成りません。

その為に効果的なのは、ルーティーンではなくアファメーションです。アファメーションを使う事で、今のコンフォートゾーンよりゴールのコンフォートゾーンの臨場感を高めるんです。脳は、それが物理的か否かなんて気にしません。より臨場感の高い方を、リアルだと考えるんです。臨場感、つまりリアリティこそがリアルその物なんですね。まぁルーティーンも、この脳の働きを使った物なんですね。とにかく成長したければ、今のコンフォートゾーンを出なければ成らない。そして自ら決めたコンフォートゾーンに、行かなければ成らないんです。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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