Fortune Tarot

林檎が目(視界)に入ったから、林檎が見えた訳ではありません。じゃあ、林檎をアイフォンに換えて考えてみましょう。

因みに、換えると変えるは違います。先ず変えるとは、100円を100円分の物に変えるという事です。でもその100円分の物が、要る物とは限りません。じゃあ100円分の物に変えず、100円のままで良かったじゃないかって話です。次に換えるとは、100円を100円分の$に換えるという事です。でもその100円分の$が、要る物とは限りません。じゃあ100円分の$を再び、100円に戻せば良いんですね。それが、換えると変えるの違いです。

では、話を戻しましょう。アイフォンが目に入ったから、アイフォンが見えた訳ではありません。私達はアイフォンを知ってるから、アイフォンが目に入った時にアイフォンに気が付けるのです。だからアイフォンを知らない昔の人の目にアイフォンが入ったとしても、それがアイフォンだと気が付けないでしょう。まぁ「変わった板だな」とか「変わった石だな」位にしか、アイフォンを捉えれないでしょう。つまりその物について知らないと、その物が目に入ってもその物に気が付けないんです。その物に気が付けないという事は、その物が見えないという事です。

では、アイフォンを林檎に戻しましょう。林檎が目に入ったから、林檎が見えた訳ではありません。林檎について知ってたから、林檎が見えたんです。つまり林檎というデータが予め脳の中に無ければ、林檎が見えない(林檎が目に入っても林檎に気が付けない)んですよね。

これはつまり、どういうことでしょうか。ゴールを決めてない人には、ゴールへの行き方が見えないという事です。そりゃ、チャンスもバンバン逃しますよ。でも本人はチャンスを逃した所か、チャンスが目の前に来た事さえ気が付きません。例えば、年収を500万円から1億円に上げたいとします。そして世には、年収が1億円の人なんてゴロゴロ居る訳です。じゃあ年収を1億円にするやり方は、在るという事です。そしてそのやり方を、今までは見てなかっただけという事に成ります。でも年収を500万円から1億円にするというゴールを決めて我がで我がをコーチングしてれば、年収を1億円にするやり方が見えてくる訳です。

ただ予め頭の中に無いゴールを決めるのって、難しいですよね。むしろ予め頭の中に在る様な事は、ゴールに成り得ません。じゃあ取るべきは、2つに1つです。まぁ、どちらも取って頂くのが理想なんですがね。1つ目は、とにかく学んで知識を頭に入れる事です。2つ目は、抽象度を上げる事です。まぁ抽象度を上げる為には、基本的には学んで知識を頭に入れねば成りません。

そう考えると、どちらもやらねば成らないんですがね。アイフォンを知らない昔の人でもアイフォンに関する知識を頭に入れれば、当たり前ですがアイフォンが見える様に成ります。また抽象度を上げればアイフォンに関する知識が頭の中に入ってなくても、アイフォンを見た時に「これは唯の変わった板(石)ではないな」と考えれます。

因みにこれを、洞察力と言います。スタジオジブリさんの作った『風立ちぬ』という映画を、御存知でしょうか。主役は飛行機の設計士なのですが、留学でドイツへ行きます。でドイツの空軍で新型の戦闘機について学ぶはずが、いざ行ってみたら倉庫で新型の戦闘機をただ見せてくれるだけでした。それでも主役は、日本に帰った後に見ただけの新型の戦闘機の設計図を書けちゃうんです。それは、主役の洞察力が高いからです。

初めて見る虫を見た時に「足は◯本でこういう形をしてる・・・」というのを観察力と言います。それに対して洞察力は、もう1歩だけ踏み込みます。つまり初めて見る虫を見た時に「足は◯本でこういう形をしてるから、こう動くに違いない」というのを洞察力と言います。そして洞察力の高さは、抽象度の高さと比例します。

という訳でゴールを決めて我がで我がをコーチングするのは当たり前として、多くの知識を頭の中に入れて抽象度を高めましょうという事です。すると、ゴールへ進むのが速く成ります。それから、より高いゴールを新たに決めれます。ゴールは鮮度が命、常にアップデート(更新)を繰り返さねば成りません。

抽象度は1つ上がっただけでも、そこは既に物理空間では在りません。最早そこは、情報空間です。例えば、我がの呼吸に意識を持ってみて下さい。呼吸を意図するのではなく、呼吸を意識するのです。それだけで1つだけ変性意識状態が深く成り、1つだけ抽象度が上がります。情報空間は物理空間の側に在る所か、情報空間は物理空間に重なってる訳です。だからこそ、情報空間を使い熟さねば成りません。

霊能者さんだけがあの世にアクセスする世は、もう終わってます。霊能力を持たぬ人が霊能者さんよりも巧く、情報空間をコントロールする世が既に訪れてますね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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