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あなたにとって「愛」「自由」「幸せ」「優しさ」とは?
こんにちは。
今日は一歩間違えると、自分が自分らしく生きるための足枷になってしまう、
言葉の定義について、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
※一部、梯谷(はしがい)幸司さんの無料動画セミナーから学んだことをシェアさせていただきます<(_ _)>
突然ですが、
あなたにとって
『愛』ってなんですか?
『自由』ってなんですか?
『幸せ』ってなんですか?
『優しさ』ってなんですか?
この言葉の定義をはじめ、自分の中にある辞書の意味づけは、
ものすごく、自分の心と身体への影響力を持っています。
ちなみに前回、脳の苦痛系・報酬系のお話をしましたが、
あなたは今、どちらを動かして生きているでしょうか?
『愛』とは、我慢することであるって、どこかで決めつけていませんか?
『優しさ』とは、人に譲ることであるって、損することが優しさだと決めつけていませんか?
突然質問されて、
自分が日頃どんな風に定義しているか、幸せとは?なんて、きちんと考えたことなかったから分からないな~(^^;と思うのであれば、
質問の仕方を変えてみましょう。
『あなたにとって、愛がない状態とはどんな状態のことをいいますか?』
『あなたにとって、自由がない状態というのはどんな状態のことをいいますか?』
『あなたとって、幸せじゃない状態というのはどんな状態のことをいいますか?』
『あなたにとって、優しさがない状態というのはどんな状態のことをいいますか?』
こちらを考えてみた方が、早いかもしれません。
無い状態を裏返せば、『ある』という状態がどんな状態なのか?探しやすくなりますよね(*^^*)
その自分の定義を踏まえたうえで、
☆お仕事面
☆お仕事の人間関係
☆プライベートの人間関係(夫婦・親子・きょうだい・身近な友人・恋人など)
☆お金に関すること・収入面
上記の☆の項目それぞれに関して、
自分はどんなことが起きると(どんな状態になっていると)、
『愛』『自由』『幸せ』『優しさ』がないと感じてしまうか?
逆にどんな状態だと、あると感じるのか、
じっくり考えてみることをおススメします。
考えるうえで大事なポイントは、『自分にとっての自分の辞書』を考えることです。
実際の辞書の定義や、他人に言われたこと、世間的な定義を考えてもしょうがないです(;´・ω・)無駄な作業になりますよ。
正解なんてありません。間違いもありません。
これらのことについて「自分はどう感じているか?」を考えるのです。
で、何をさせたいんですか?
この質問に答えながらじっくり考えてみることによって、
これまで居ないことにされてきた、
もしくは居ないことにしてしまってきた、本当の自分の声を聴いてみることができます。
この問いかけをしていくことによって、
本当の自分を取り戻すことが可能になってきます。
☆のそれぞれの分野で、バラバラになっている自分の感覚を統合していくような感じです。
普段意識をしていないけれど、
本当の自分がどういう価値基準を持っているか?を知ることは、
健康にで快適に生きる上での『ズレ』を修正していくきっかけを得るために、とても大切な作業となります。
本当の自分で生きていないから、病気になってしまう
そして、自分の辞書の言葉の定義が分かってくると、
生きていく中で、自分が無意識にどういう心理状態(感覚)を求めているかが、分かってきます。
例えば、大好きな息子なのに・大切にしたいと思っているのに、愛そうとするとつい手が出てしまうお母さん。
息子に対する虐待をやめたい・・・と思い悩む彼女の辞書にあったのは、
『愛』 = 『暴力』
なぜなら彼女は、幼いころ親から暴力を受けるたびに、
『お前を愛しているから、お前のことが大事だからこうやって叩くんだからな!』と言われて、育ってきたから。
愛そうとすると、
自分の中の定義に従って、脳のプログラムが無意識に手を出させてしまう。
「愛そう」とするのが引き金になって、「暴力」が発火してしまう・・・
そんな辛い状態になっていたわけです。
ではどうすればよいのでしょうか?
彼女の記憶の中の『愛』の定義を書き換える必要がありました。
彼女の脳のプログラムにある、こうしたズレを更新したところ、息子に対する暴力は収まったのだそうです。
例えば、『優しくする』 = 『損する』という人。
ある女性のお話です。
男性とお付き合いするとき、彼女は常に「彼のやりたこと」に自分を合わせてきました。
本当は「自分はあれがやりたい!」「これがやりたい!」「あれが食べたい!」これが食べたい!」
「あそこに遊びに行きたい!」・・・彼女の中にいろいろあるのに、
愛しているから、優しくしたいから、彼のやりたいこと、遊びたいことに付き合ってきました。
もちろん、ときどき限界がきて、爆発してしまう・・・というようなこともあったようです。
「つい相手に合わせてしまう」って、世間的にはよくあるパターンかもしれません・・・
自分の意見を持ち出さない。我慢が大事。だってそれが愛だから。だってそれが優しさだから。
こうやって無意識にずっと、本当の自分を無視していくとどうなるでしょうか・・・
彼女は最終的に、病気(膠原病)になってしまいました。
そんな彼女に、改めて先ほどの質問をされたわけですね。
あなたにとって愛とはなんですか?優しさとはなんですか?
『え?世間的に愛ってそういうものなんじゃないんですか?優しさってそういうものなんじゃないんですか?
自分を犠牲にして、自分を我慢して、やりたいことはあきらめて、相手に合わせるのが愛や優しさですよね!?』
(;・∀・)
・・・彼女の場合、誰かを好きになって、誰かを愛そうとするとすればするほど、
『我慢しなきゃ!』『あきらめなきゃ!』と、ずっと自分を押し殺してきてしまっていたのですね。
本当なら彼を愛して幸せを感じたいはずが、
『自分の欲求を持ち出す自分ではダメだ!』って、逆に自分を責め続けていたんです。
つまり、脳の苦痛系が動き続けていたから病気になってしまったわけです。
梯谷さん曰く、膠原病の原因のひとつには強い自己否定があるそうです。
そうやって「自分の欲求を感じるのはダメだ」ってやってきたら、病気になってもおかしくありませんよね・・・。
彼女の場合、自分の中の辞書について再定義して、
脳のプログラムを更新したところ、検査の数値に良い変化が現れたのだそうです。
病気になるということは、ずれてるよっていう1つのサイン
体調を崩したり、何をやるにも意欲がわかなくなってきたり、
運が悪く感じたりすること、
これは『あなたの辞書の定義がズレていませんか?』『追い求めるものがズレていませんか?』
と、気づかせようとしているひとつのサインかもしれません。
自分の辞書を意識的にチェックするきっかけ、
『どういう風に定義しておくと効果的だろうか?』と考え直すチャンスだといえます。
自分の辞書にくっついている言葉によって、脳の動く部位は変わります。
そこから身体に出る信号も変わります。
そして、身体の中で分泌されるホルモン物質が変わります。
自分の中の辞書にくっついている言葉の定義がすべてです。
それが正しいと信じ込んでいるものを、無意識に追い求めてしまうだけなのです。
定義がずれているから苦痛系が動いてしまって、結果として身体がやられてしまうわけです・・・。
次回は、定義づけに影響をもたらす、内的基準と外的基準についてまとめてみます(*^-^*)
あ、外科的な治療を除外して、
「そもそも病気は医者や薬が治すものだ」「病を自分でどうにかすることなどできない」と定義している方には、
私が書いているブログの内容は、まったく意味不明だと思います。
簡単にいうと、
『数値が良くなったり、症状がなくなってきたから安心する』のではなく、
『安心するから、数値が良くなったり、症状がなくなっていく』のだということなのですが・・・。
長くなるので、これから分けて書いていきますね。
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