観音さんと菩薩さん

Fortune Tarot

観音さんって、どんな方なのでしょう。名に『観』という字が入ってますから、観る事が好きな方なのかなぁって感じですよね。でも、名に『音』という字も入ってますよね。だから「音を観るって事?なんだそりゃ?」って、思われる人も居られるかもしれません。結論から言うと、観音さんは観る人です。私達が誤った事をして、身を持ち崩してる時。観音さんは、ただじっと私達を観られてます。そして私達が過ちを正せず、遂にはドン底まで堕ちた時。その時も観音さんは、ただじっと私達を観られてます。「え!観てるだけ?」はい、今の所は。

でも私達が我がの過ちに気が付き、再び立ち上がり再び歩み始めた時・・・観音さんは私達に、手を差し伸べて下さいます。そして私達が元の元気な状態に戻る時まで、観音様は私達の側に居て私達を支えて下さいます。実はこの観音さんのやり方こそが、愛なんですね。人が落ちてる時に、助けてはいけないんです。人は必ず何か訳が在って、その身に禍が起きます。それは在る意味では、宇宙さんと自然さんからの「気が付きなさいよ」というメッセージなのです。だから落ちてる時に手を差し伸べて、気が付くチャンスを奪ってはいけないんですね。

我が身に禍が降り掛かったのは、我がのせいなんです。だからその原因に我がで気が付く事で、人は成長・発展・進化するのですからね。でも気が付いてしまえば、こっちのもんです。そこから立ち直るのには人の力を借りて良いですし、周りも力を貸して良いんです。真に過ちに気が付いたなら、人は勝手に自然と考えや行いを改めるんです。改まらない様なら、それは心の底から気が付いてないという事です。心の底から気が付いちゃった奴ってな、もう表情が違うので1発で解ります。それが、その人を助けても良いというサインだったりしますね。

とにかく観音さんってな、そういう方なんですね。そして観音さんと同じ様な助け方をされる人は、既に観音さんと同じレベルなんですね。でも世には観音さんだけでなく、中には菩薩さんも居られます。菩薩さんてな悟る為に頑張ってる、まぁ修行僧さんですね。いきなり観音さんに成るのは難しくても、菩薩さんになら直ぐ成れます。何も、家を出て寺さんに入らなくても良いんです。昔と違い、今は俗世こそが修行場だからです。では現代社会を生きる菩薩さんは、何をどう励めば良いのでしょうか。1つ言えるのは、苦行は要らないという事です。

結論から言うと、釈迦さんの悟った事が縁起な訳です。だから菩薩さんの修行するべき事は、今も昔も縁起です。縁起とは「自らの心が全てを作る」という事と「世に絶対的な物は無い」という、この2点です。でも昔の菩薩さんと違い、私達が縁起を頭で解るのは難しくないでしょう。じゃあ後は、学習と実践です。縁起という考えを広げてくと、地球どころか宇宙全体まで広がります。でも広げる為には、多くの知識を頭に入れなければ成りません。頭の中に知識が入ってもいないのに、何をどうやって実践するというのでしょう。先ずは、学習です。

ただ、学習し終わってから実践するのでは在りません。知識は膨大な量が在り、しかも今も常に増え続けてます。学習し終わる事なんて、永遠に無いんです。じゃあ、学習しつつ実践するしか在りません。言い換えるなら、考えながら走るんです。昔の人が一生で得る質と量の知識を、私達はネットを使えば1日で得れるでしょう。昔の人の様に、朝から晩まで座禅を組んで瞑想してる暇なんて私達には無い訳ですよ。21世紀なんですから、スピーディにいかねばね。今は、良き世ですよ。金が無くても、在る程度の学習は余裕でやれちゃう訳ですから。

金が無ければ、ネットで学べば良いんです。まぁ僕のブログなんてな余り役に立ちませんが、役に立つ事が書かれてるブログもネットには多く在ります。ネットをする金も無いなら、図書館に行って本を読めば良いのです。空調も整ってますし、快く学べるでしょうね。そう考えると、テレビは余り役に立ちませんね。テレビから流れてくる情報は、基本的には嘘だと捉えた方が良いです。まぁ僕も台風情報とかは信じて観てますが、それもネットで事は足ります。テレビには、CMが欠かせません。つまりテレビの裏側は、1にも2にも金という訳です。

私達は何も、今からアメリカの大学へ行こうという訳では無い訳です。もちろん行きたいのでしたら、がんばるべきですがね。何にしても、日々学習な訳です。私達の持ってる価値観なんて、不完全もイイトコです。それは生涯を費やして、完成させるものなんですね。命の炎が消える瞬間まで、学ぶ事を辞めてしまっては駄目なんですね。そういった意味では、敢えてゴールを達成しない方が良いんです。ゴールを達成しそうに成ったら、次のゴールを設定するんです。そうやって一生、常にゴールへ向かい走り続ける。それこそが、良き生でしょうね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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