J U M A N J I

Fortune Tarot

ちょっと前に『ジュマンジ』という洋画が在ったのを、覚えておられるでしょうか。若い人は、そもそも知らないかもしれませんね。映画の内容には、今回は触れないとして・・・『ジュマンジの壺』という、呪(まじな)いが在ります。いや、読んで字の如く呪(のろ)いと言った方が良いかもしれませんね・・・ジュマンジの壺を覗くと、己の心の闇と否でも応でも向き合わされます。そこで己の弱さに打ち克たねばジュマンジの壺に吸い込まれ、魂は永遠にジュマンジの壺の中に封じられてしまうという・・・いやぁ、なかなか恐ろしい呪いですよ。

映画『ジュマンジ』を観た方なら、この『ジュマンジの壺』という呪いにも頷いて頂けるでしょうね。いや、だからと言ってやってみたいとは思わないでしょうが(笑)要は、中途半端に関わるなって事ですよ。人や物や事に中途半端に手を出すと、取り返しの着かない位に危ない事も在るよという事です。つまりは、覚悟です。生きるのに最も要るもの、それが覚悟です。生きてれば、ジュマンジの壺を覗かざるを得ない状況も多く在ります。覚悟を持って、闇の底を覗くべし。闇の中から光を見い出さねば、人の目が覚める事は在り得ないのですから。

闇とは何でしょう、光とは何でしょう。光の届かぬ暗い海の底に暮らす魚は、餌を獲る為に自ら光を発する様に成ります。ほら、提灯鮟鱇とかですよ。つまり闇とは、光さえも生み出すもの。ゴミも、捨てたもんじゃないんですよ。だってあの美しい真珠だって、元は貝の中に入れられたゴミなんですから。面接では何で、長所と短所を聞かれる事が在るのでしょうか。それは長所と短所が、表裏一体だからです。それを解る為には、1つ抽象度を上げて自らを見ねばなりません。長所と短所が何かより、その辺の事を面接官は見てるという訳なんですね。

では、光とはなんでしょう。夜に成ると、家の中も暗く成りますよね。そんな時は、電気を点ければ家の中は明るく成ります。光が、闇を祓った訳です。でも夜に成って家の中が暗かったのは、決して闇を発する電気が点いてたからではないんです。つまり、光の無い状態を闇と呼ぶんです。だから闇なんて、実は実体が無いんです。光で照らせばパッと消えてします、闇なんてそんなもんなんですよ。でも闇が覆い辺りが暗く成らなければ、光を点けようなんて考えない訳ですよ。だからさっきも書いた様に、闇は光さえも生み出すという事なんですね。

覚悟の無い者は、闇から光を見い出せず闇に呑まれます。そして闇に呑まれるのは、俗に言う中流階級の人が圧倒的に多いんです。何を言うのも何を行うのも、全ての事が中途半端。そして口を開いて動き出したかと思えば、外面・見栄・体裁・保身。その癖に慾だけはたんまりと持ってますから、覚悟も無いのに要らん事に首を突っ込むんです。そして痛い目を見るという・・・お決まりのパターンですわな。皆さんの周りにもしそんな輩が居たら、側に寄らない事を強く勧めます。奴等は往生際が悪いので、とにかく周りを巻き込んで沈んでくのでね。

関わり方こそが、私達の生き方そのものなんです。むしろ関わり方こそが、私達そのものなんです。誰と関わるか、どう関わるか。それをキチンと考えて、私達は生きねばなりません。別に、全ての人に対して命を懸けて尽くさなくても良いでしょう。でも全ての人を喜ばす、位は考えねばなりません。決して我がの都合で縁を結んではいけませんが、我がと違うゴールを掲げてる人とは関わらない事をオススメします。また「好き」という想いを、慾に塗れさせてしまってもいけません。ストーカー的な事をしても、決して報われる事は無いのですから。

人は、何時か死にます。確かにこの先、医療が進歩すれば解りませんがね。それでも未来永劫、滅びぬものは無いんです。あと何回、私は貴方とこの季節を共に迎えれるでしょうか。戦の世に生まれ、己のゴールを掲げる事さえ許されなかった人が多く居ました。その多くの人の屍の上に、私達は生きてます。生まれ変わりなんて、無いんです。仮に在ったとしても、来世の貴方は今世の貴方とは別の人です。今の貴方は、この宇宙の長い刻の中で後にも先にも貴方1人しか居ないんです。私達1人1人が、どれだけ尊いものか解って頂けますでしょうか。

愛の名の下に、神の名の下に。私達は、長い刻を争ってきました。では、愛がナンボのものだと言うのでしょうか。正直者が馬鹿を見る様な世なら、そんな世を作った神なんか要らないのではないでしょうか。私達の知る愛や私達の信じる神なんて、本物ではありません。心の底から己の好きな事をやって、それで周りの人も喜ばせれたなら・・・それに越した事は、無いのではないでしょうか。真に己の好きな事をやって、人の役に立てる。そんな夢の様な世が、実はもうそこまで来てるんですよね。後は私達1人1人が、その生き方を選ぶか否かです。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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