無極

Fortune Tarot

快い・嬉しい・樂しむ・爽やか・誇らしい・・・と感じた事の無い人は、恐らく居ないでしょう。生きてれば、それぞれの感情を何度も体験した筈です。その中でも特に快かった体験の記憶を、5つ想い出して下さい。と同じ様に残り4つの感情に対しても、それぞれ5つずつ体験の記憶を思い出して下さい。すると合わせて、25個の記憶が揃いましたよね。この25個をズラッと並べると、感情のパレットとも言えるものが頭の中に作れたでしょう。この25個を使うと、ちょっとオモシロい事がやれます。ですから、取り敢えず作ってみて下さいよ。

作れました?では話を先に進めましょう!ではこの感情のパレットに置いた、選ばれし25個の体験の記憶。1つずつ、丁寧に想い出して下さい。そしてその時に味わった感情を、再び味わって下さい。快い・嬉しい・樂しむ・爽やか・誇らしい・・・感情の数々ですから嫌な気はしませんよね。ではその再び味わってる感情を、増幅させて下さい。「え!そんな事がやれるの?」「はい、やれるんです。」直ぐ直ぐやれちゃう事ではないですが、1つずつ丁寧に想い出して感情を増幅させちゃって下さい。メンドいかもですが、必ず良い気分に成れます。

やれました?では更に先へ進めましょう!催眠や気功の基本は、相手を変性意識状態へ導く事です。と言っても、人は常に浅い変性意識状態に在ります。だから相手をちょっと深い変性意識状態へ導かねば、催眠も気功も掛けれません。相手の変性意識状態をちょっと深くするには、どうすれば良いのでしょうか。その答えは、とても簡単。先ず我がが、深い変性意識状態に成れば良いのです。するとホメオスタシスのフィードバック(同調)機能で、相手もちょっと深い変性意識状態に成ります。ポイントは、我がの方が深い変性意識状態という事です。

因みにですが、催眠術師さん同士の戦いは一瞬で決まります。それこそ日本の武道の、居合みたいなもんです。目と目が合った瞬間に、どちらが先に我がを深い変性意識状態に導けるかが勝負なんです。変性意識状態とは、ボクシングのリングみたいなもんです。だからより早くより深く変性意識を作った方が、ホームとアウェイならホームを取れるんです。極論、催眠とは全てが自己催眠なんです。それは、他者催眠とて。人はスクリーンで、我がが映写機なんです。我がの映写機のフィルムを換えるから、人のスクリーンに映るものが換わるんですね。

じゃあ、どうすれば我がを変性意識状態へ導けるのかって事ですよね。早い話が、昔の事を想い出せば良いのです。まぁ、同じ様に先の事を考えても良いんですけどね。とにかく目の前に広がってる現実世界から、離れれば良い訳です。だからと言って幽体離脱したり、気を失っちゃ駄目ですよね。その為には、昔の事を想い出すのが手っ取り早い訳です。そこで、さっき作った感情のパレットの出番です。感情が増幅された体験の記憶を、想い出せば良いんです。それだけで目の前に居る人を、ちょっと深い変性意識状態に気が付かれずに導けるんです。

しかも快い・嬉しい・樂しむ・爽やか・誇らしいという、ポジティブな感情を使う訳です。相手の変性意識状態を深めれるだけではなく、相手の潜在意識に貴方に対するポジティブな印象を打ち込めるんです。これ、実は俗に言うヒトメボレの魔法なんですね。まぁ厳密には、ヒトメボレの魔法と言いつつも逢う度に何度もやって下さい。フタメボレ・ミメボレは、当たり前です。そうやって相手に気が付かれずにコッソリと、されど確実に我がのポジティブな印象を相手の心の深い所に植え付けるんですね。まぁ一種の、催眠であり洗脳の技なんですよ。

更に、ワンポイントアドバイスです。例えば「この人に対して今回は、快さの1番と樂しむの3番をミックスさせた感情を使おう」とかもやれます。感情の増幅がやれたんですから、感情の融合もやれるんです。情報空間というか我がの頭の中は、我がの想像力に応じた範囲で何でもやれるんです。更に更にアドバイスをするなら、どんな時もなるべく『樂しむ』という感情を1つは使われた方が良いですね。樂しむ=関わるですから、樂しむという感情はベースだと考えて頂いて構いません。後は皆さんのセンスに委ねられる、と言った所でしょうかね。

いやぁ、イメージの力って凄いですね。極論、霊が視えるのもそうです。先天的か後天的かは別として、全ては共感覚の為す技です。共感覚とは、光が聴こえたり音が観えたりするやつです。霊能者や超能力者と呼ばれてる人は、それ等を無意識的に使い熟してたんですね。私達が今から科学するべきなのは、脳なんですね。脳の機能、そして脳の構造。だって私達の進化は、私達の脳の進化なんですから。脳の力を使うと、魔法みたいな技が使えます。魔法みたいな技を、現実の世界に顕現させれるんです。私達の可能性は、私達の脳の中に眠ってます。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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