ふくくん

Fortune Tarot

財が豊か、その事を『ふく』と言います。そして『ふく』には、2種の『ふく』が在ります。先ずは、この『福』です。皆さんも、よく目にされる字なのではないでしょうか。何だか、縁起の良い印象を受けますよね。でもこの『福』は、今までの『ふく』です。この『福』は、銀行に金を預けてるという事です。そして財布の中には、何も入ってないという事です。現金は勿論、カードの1枚も入ってません。じゃあ、意味がないじゃん。銀行に幾ら金が入って様と、これじゃあ我がの好きに金を使えないじゃん。と、これが『福』という事なんですね。

では今からの『ふく』は、どんな字なのでしょうか。それは、この『匐』です。余り見た事の無い字かもしれませんね。僕も余り、目にしない字です。これは、匍匐前進とかで使われてる『匐』ですね。この『匐』は、一体どんな意味かと言いますとですね。財布の中に、現金が入ってるという事です。勿論、キャッシュカードやクレジットカードもチャンと入ってます。じゃあ財布に現金が幾ら入ってるか、また銀行に幾ら預けてるかは別としてですよ。我がの好きに、金を使えるという事なんですね。この『匐』こそが、今からの『ふく』なんですね。

ちょっと快くない話かもしれませんが、ある御老人が御自宅で亡くなりました。発見された時には、既に亡くなってから数ヶ月が経ってました。それもそのはず、俗にいうゴミ屋敷に1人で住んでたんです。で、発見されるのが遅れた訳です。小さな家を埋め尽くす、ゴミゴミゴミ・・・そしてその御老人は、度の過ぎたケチとして御近所さんでも名が通ってたそうです。そんなこんなで亡くなった御老人をチャンと供養して、それから家を片さなければなりません。そして役人だか業者だかが家の中に入った所、そこで驚くべき物が見つかったんですね。

それは、何億円もの現金でした。つまり亡くなったこの御老人は、何億円もの現金を銀行に預けずゴミ屋敷の中でタンス預金してたんです。これには、皆が驚きました。この御老人は、餓死をしてたんです。つまり餓死するまで、食費を切り詰めてたんです。何億円もの金を持ってながら広い家に引っ越しもせず、餓死するまで食費も切り詰めてたんです。どんだけケチなんんだ、って話ですよね。まぁもしかしたら、この御老人は痴呆だったのかもしれません。またもしかしたら、心を病んでたのかもしれません。その辺は最早、確かめれない訳ですが。

基本的に、金は使う物です。そして人は各々の頭の中に在る、各々の金の『使い方』の通りに金を使います。つまり、この金の『使い方』が肝なんですね。そもそも金は、要る時に要る場で要る分が在れば良い訳です。別の言い方をするなら、要る時に要る場で要る分を作れれば良い訳です。更に言い換えるなら、要る時に要る場で要る分を持って来れば良い訳です。そういう人は金に困りません、基本的には。もしちょっと巧くいかなくて金に困ったとしても、またちょっと経てば元の金に困らない状態に戻れます。そんな人が、豊かな人という訳です。

そんな豊かな人に成る為には、金の使い方を巧くしなければなりません。つまり、巧く金を使うという事です。例えば貴方がムシャクシャしてる時に、ストレスを発散させようと考えたとしましょう。財布の中には、三千円の現金が入ってます。じゃあその三千円をストレス発散に使おうと考えた時に、この三千円をどう使いますか?ではなくて、この三千円を誰に渡しますか。カラオケ屋に渡して、カラオケでストレス発散しますか。それは貴方がカラオケ屋に三千円を渡して、カラオケ屋が貴方のストレスを発散させる為に三千円を使うという事です。

いや、そのカラオケ屋よりもウチのカラオケ屋の方が貴方の三千円を巧く使える。そのカラオケ屋よりもウチのカラオケ屋の方が、貴方から頂いた三千円を使って貴方のストレスを発散して頂けます。という事なら、そちらのカラオケ屋の方が金の使い方が巧いという事です。金を稼ぐという事は、ホスピタリティだとか御客様の笑顔だとかでは在りません。そんな物に重きを置いてるなら、只でサービスすれば良いのです。そうすれば、御客様は大満足されるでしょうからね。でも日本は資本主義の国ですし、今は世界の全てが概ね資本主義なんですね。

より効果的かつ効率的に我がの金を使って我がの望みを叶えてくれる所に、誰しも金を落とします。だから金の使い方を巧くしなければならないですし、金を巧く使わなければならないんです。少なくとも、金が欲しいならですよ。裏の支配者や裏の権力者は、我がの事しか考えてません。彼等の子分の表の支配者や表の権力者も、我がの事しか考えてません。奴等は、私達の様な民を奴隷にしてる訳です。かといって、革命を起こすのはチと難しいですよね。じゃあ我がの食い扶持は我がで作り守るしかない訳ですね。その為に、巧く金を使うんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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