宇宙は広いな、大きいな。

Fortune Tarot

宇宙と聞くと、何だか遠い処の話の様に感じてしまう方も多く居られるのかもしれません。でも宇宙ほど、私達に深く関わってる事って他に無いんですよ。多くの人が宇宙に関して遠さを感じてしまうのは、宇宙=惑星と考えられてるからでしょう。宇宙=惑星という考えを、惑星原理宇宙論と言います。確かに惑星も宇宙の中に在りますから、惑星について学ぶ事は宇宙について学ぶ事に成ります。でも宇宙にとって、惑星が全てでは無いんです。

例えばですよ、海について学ぶ学問が在りますと。その学問では、魚等の海の中の生き物について学ぶ事が全てなのでしょうか。魚等の海の中の生き物について学ぶ事も、確かに海について学ぶ事には成りますよね。でも海について学ぶなら海その物、つまり海水について学ばなければ成りませんよね。じゃあ宇宙に於いて、海にとっての海水的な物は何だという事ですよね。それは宇宙空間、つまり空間その物です。こう考えた時点で、惑星原理宇宙論は不完全な理論という事に成ります。惑星原理宇宙論では、空間の事を学ばず惑星しか見てない訳ですからね。

さて、再び海の喩え話に戻ります。海の中の生き物は、何処から生まれるのでしょうか。卵からだとか、母の腹の中からという答えでも誤りではありません。でも本質的な話をするなら、海の中に生きる生き物は海水から生まれるんです。そして死ぬと、海水に還ってく訳です。こちらの方が、解り易いですよね。だとするならば、宇宙に生きる全ての生き物もまた空間から生まれたという事に成ります。そして死ぬと、空間に還ってく訳ですね。先祖さんは、空間の中に溶け込んでる訳です。そして空間は、宇宙の果てから果てまで繋がってます。空間は1枚・・・いや1個と言った方が適してるでしょう。だから先祖さんなんて、何時でも何処でも呼び出せる訳です。そして呼び出した先祖さんに、力を貸して頂く訳です。

ただし、先祖さんはこちら側の生きてる人から呼ばれないと生きてる人に力を貸せません。私達は死んでも、誰かの役に立てるんです。でもそれは、誰かに呼ばれた時のみなんですね。それを喜ばしい事と捉えるか哀しい事と捉えるかは、まぁ皆さん1人1人の自由でしょうね。少なくとも僕にとっては、喜ばしい事です。死んだ後さえも、呼ばれれば誰かの役に立てるのですからね。だから僕は、死が怖くありません。でも誰かに呼ばれないといけないという事が気に掛かるなら、生きてる中に悔いの残らない様に誰かの役に立てば良いんです。だから僕は、1秒でも長く生きたいです。

宇宙の本質は、惑星ではない事が解りましたよね。じゃあ宇宙の本質は空間って事で話は終わるかというと、決してそうではありません。例えば、私が死ぬと私の世は無くなります。と同じ様に、貴方が死ぬと貴方の世界は無くなります。つまり宇宙の本質は、私達その物なんです。これを、人間原理宇宙論と言います。量子論とかで、観測者効果ってのが在ります。素粒子とかの小さな小さな世界では、観測するだけで粒子の行動に影響が出るという事です。

例えば、皆さんの周りにもミスの多い人が1人位は居ますよね。そのミスの多い人を知ってる人の殆どは、そのミスの多い人が必ずミスをすると思い込んでる訳です。つまり、その人に逢う前から決め付けてるんです。その決め付けは、現実の世界に影響を与えます。何でかと言いますと、さっきも書きましたが空間は繋がってますからね。ミスの多い人の対しては、その人がミスをする事を想定して関わるのが賢いでしょうね。でもその想定が思い込みや決め付けというレベルまで達してしまうと、その人はよりミスをかますという事です。人と関わる時に可能な限り主観を交えない方が良いというのは、こういう事でもあるんです。

その人に関して私達が知ってるのは、その人の過去の姿だけです。その人の未来の姿は、当たり前ですが決まってないんです。だから、偏見や色眼鏡は可能な限り取り去って人と関わるべきでしょう。例えば学生時代の進路相談にて、先生は生徒1人1人の成績を基に冷静かつ客観的なアドバイスをするでしょう。でもその冷静かつ客観的なデータというのは、その生徒の昨日までのデータでしかないんです。過去も現在も、変わりませんし変えれません。でも未来だけは、好きに選べるんです。

だからと言って「明日からがんばるわ」的な言は、問題外です。明日からがんばれる人は、既に今日からがんばってるんです。つまり「明日からがんばるわ」と言ってる人の明日は、永遠に来ないんです。今からがんばり初めない限りは、永遠にがんばらない今日と同じ未来を生きる事に成ります。そんな人生って、モッタイナイですよ。だから、今からがんばるんです。でもそれは、やれる事からで構いません。今から始めるという事にこそ、意味と価値が在るのですからね。ほんのちょっとだけでも、初めてみませんか。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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