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Fortune Tarot

三段論法って、御存知ですか?これは、アリストテレスさんが考えた物の考え方です。例えば、A=Bの時にB=CならばA=Cという事です。また例えば、アリストテレスは人だ。そして、人は何時か必ず死ぬ。だとするならば、アリストテレスは何時か必ず死ぬという事です。パッと見は、そりゃそうだろって感じられるかもしれません。でもこの三段論法という考え方は、余り宜しく在りません。全くの誤りという訳ではないのですが、不完全なんですね。そして何より、この三段論法は人の脳の働きを封じ人の可能性に蓋をしてしまうんですよね。

先ずA=Bの時にB=CならばA=C、これは何となく正しい様な気がしますよね。ではA=Bの時にB=Cの時にC=Dの時にD=Eの時に・・・と続けてったらどうでしょうか。そして・・・V=Wの時にW=Xの時にX=Yの時にY=Zまで及んだらどうでしょうか。果たして、ならばA=Zと言えるでしょうか。その可能性が全く無い、とまでは言いません。でもその可能性は限り無く、低く成ってしまうのではないでしょうか。そもそも例えばA=Bなんて言える事が、現実世界でどれだけ在るでしょうか。厳密に見れば、殆ど在りませんよね。

次に、アリストテレスは人だ。そして、人は何時か必ず死ぬ。だとするならば、アリストテレスは何時か必ず死ぬ。これも何となく正しい様な気がしますよね。でもアリストテレスは、真に人なのでしょうか。アリストテレスは三段論法を地球に広める事で地球人を滅ぼそうとする、人の皮を被った悪い異星人だったのかもしれませんよ。そもそも、人の定義って何だって話から考えなくては成りません。それに、人は必ず何時か必ず死ぬという事も今の医療の技術ではそうでしょうね。でも今から医療の技術が進んで、人は死ななく成るかもしれません。

現に人の寿命は、延び続けてます。もっと医療の技術が進めば、不老不死も夢ではないかもしれません。そしてそういった世が訪れる事を想定して、ビジネスを考えてる人も既に居たりする訳です。で、アリストテレスは何時か必ず死ぬ。アリストテレスが既に亡くなってるから、これは正しいと考えられる方も居られるかもしれませんが・・・何処かで、生き残ってるかもしれませんよ。だって、異星人の可能性が在るんですから。そしてアリストテレスの生んだ三段論法は、今も残ってます。アリストテレスが死んだと、必ずしも言えるのでしょうか。

この様に、アリストテレスの三段論法は不完全なんですね。そして、それだけではありません。再びA=Bの時にB=CならばA=Cを例に、考えてみましょう。A=Bの時にB=CならばA=Cは、スリーステップです。①A=B②B=C③A=Cですよね、まぁ①と②は入れ替えても良いかもしれません。でもA=BとB=CとA=Cを、同時に一瞬で処理しても良いのではないですか。個人的にやれるやれぬは別として、人の脳は鍛えればこれ位の事は楽にやれるんです。鍛えればと言うよりも本来、人の脳はこれ位の事はやれて当たり前なんです。

じゃあ何で、多くの人はA=BとB=CとA=Cを同時に一瞬で考えれないのでしょうか。だから、それこそが三段論法のせいなんですね。三段論法の呪い、若しくはアリストテレスの呪いと言っても良いのかもしれません。これは決して論理的な思考。ロジカルシンキングを否定してる訳ではありません。むしろ人は、ロジカルに物を考えるべきです。ただA=BとB=CとA=Cを同時に一瞬で考える事もまた、ロジカルシンキングだと言ってるんです。①A=B②B=C③A=Cのスリーステップで考えるより、ただレベルが高いだけなんですよね。

因みにですが、日本には言霊という考え方が在りますよね。言霊とは読んで字の如く、言の中には霊が宿るという考え方です。また、言その物が霊であるとも考えれますかね。これは言を重んじてきた日本人の、貴重な文化です。ただ論理的に物を考える時には、これは妨げに成ります。言語化したり言語として考えてるウチは、①A=B②B=C③A=Cという様な順を追った風にしか考えれないんです。例えば速読で速く本を読める人の中には、本に書かれてる事を頭の中で言語化(黙読)せず視覚化してるという人も居られるのではないでしょうか。

これは、感性を使って文学作品を読むなら話は別です。世には、速く読んだ方が良い本も多く在る訳です。じゃあ速読なら何でもかんでも良いかというと、決してそうではありません。要は、本を速く読めても猿は猿なんです。そして殆どの速読では、我がの興味を持ってる事しか頭に残りません。普通に本を読んでもそうなのですから、速読なら輪を掛けてそう成ります。レベルの低い事にしか興味と持ってない猿さんが、どれだけ速く本を読めても何の意味と価値は在りません。それに世に溢れる速読の殆どは、飛ばし読みの事だったりするんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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