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Fortune Tarot

目の前に人参をぶら下げられた馬は、その人参を食べたくて走り続けます。余り良い喩えではなかったかもしれませんが、人も同じなんです。つまり、欲しいものが無ければ人も動かないんです。その欲しいものが馬なら人参ですし、人なら望みというか目的というかゴールでしょう。望みを叶えると言えば、占いでなくコーチングです(笑)

コーチングのコーチとは、元は馬車という意味です。つまり、目的地(ゴール)まで貴方を導くのがコーチの役という訳です。コーチングは世界的にも有名ですし、日本にも多くの何ちゃらコーチング協会とかが多く在ります。まぁコーチングなんてな、国家資格ではなくディプロマですからね。その辺は微妙な所ですが、だからこそ質の悪いコーチングに引っ掛からない様に気を付けねば成りません。初めから私達を騙してやろうと考えてる輩も居れば、本人達は心の底から「私達はキチンとしたコーチングの技を持ってる」と思い込んでても、実は大した事はないなんてよく在る話です。まぁそれは、コーチングの業界に限った話でもないですよね。それこそ、占いの業界も同じですからね。

さて、皆さんも洗脳という語を聞いた事が在りますよね。これを、解り易く言ってしまうとですよ。クライアントさんではなくコーチの都合の良い様にクライアントさんをコーチングしてしまう事を、洗脳と言います。じゃあ逆にコーチではなくクライアントさんが望みを叶えれる様にクライアントさんを洗脳する事を、コーチングと言います。つまり洗脳とコーチングは、正に紙一重という事ですね。まぁ厳密には、クライアントさんの都合を考えないコーチングをコーチングとは呼ばないんですがね。まぁ、こう考えるとイメージはし易いかなと。

(良い意味で)質の高いコーチからコーチングを受けたり(悪い意味で)質の高い洗脳者から洗脳を受けると、個人差は在りますがクライアントさんは比較的短期間で急激に変化します。それは何でかと言いますと、クライアントさんの縁起が換わるかわです。厳密には、クライアントさんの縁起の中にコーチ(若しくは洗脳者)という強烈な縁起が加わるからです。縁起とは、関係の事だと考えて頂いて構いません。つまり、それほどコーチ(若しくは洗脳者)との関係は深いものと成るという事です。

縁起の考え方では、世界も存在も関係が作ってます。ですからコーチ(若しくは洗脳者)との縁起は、クライアントさんの世界やクライアントさんの存在その物を大きく換えるんです。そういった点では、コーチ(若しくは洗脳者)はクライアントさんにとってクライアントさんの親や子よりもクライアントさんに影響を与えれる存在と成ります。だからこそ、コーチングのテクニックは使い方を誤っては危ないんですね。洗脳者、つまりカルトの教祖に成れてしまうのですからね。

コーチングでは、ゴールを決める事が要です。むしろ、ゴールを決める事が全てと言っても良いのかもしれませんね。たださっきの例で考えると、目の前に人参をぶら下げられなければ馬は走らない訳です。世にコーチングの技が溢れると共に、暗示や催眠の技も広まりました。因みに暗示とは、そうでない事を「そうだ」と思い込ませる技です。そして催眠とは、暗示が掛かり易い状態の事を指します。例えば煙草を吸うのを辞めたい喫煙者が「煙草は旨くない」という暗示を掛けられると、もう他の人が吸ってる煙草の煙が鼻に入っただけで嫌な感じを覚えます。この技をコーチングに使うという事は、それはとても危ない事なんですね。

さっきの馬の話で喩えるなら、人参(の匂いや味までする幻)を馬の口の中に放り込む訳です。そりゃ、馬は走りませんよね。だって幻でも、匂いや味はバッチリ味わえる訳ですからね。それじゃあ、ゴールへは辿り着けないのです。でもそんな暗示や催眠を使ったコーチングも、多い訳ですよ。口の中に人参は入ってる・・・筈なのに匂いもしないし噛んでも味がしない。だから馬は、考えつつ走り出すんです。

コーチングでは、その望みが叶ったもんだとしてリアルにイメージします。この辺は思考は現実化するだとか、引き寄せの法則と似てますかね。でも現実の世界では叶ってない訳ですから、そこに矛盾というか違和感が生まれる訳です。その違和感こそが、ゴールへ向かうエネルギーなんです。そして私達の脳は、そういった違和感を感じるとその違和感を解消する為にクリエイティブに働く訳です。その時に、現状へ戻る為にクリエイティブに脳に働いて頂いては意味も価値も無いんです。逆に、ゴールへ進める為にクリエイティブに脳に働いて頂けば良い訳です。

という訳で、ゴールをリアルにイメージする。若しくは、ゴールに辿り着いた自らをリアルにイメージしなければ成りません。でもそれって難しいんです、少なくともクライアントさんの力だけでは。だからそれを助けるのが、コーチなんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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