和平、和平を綴る。第一夜

Fortune Tarot

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僕が生まれたのは、1985年です。和暦だと、昭和60年ですね。僕の物心が付く頃は、世はバブル経済が崩壊した後でした。それまでのイケイケゴーゴームードから一転、世は先の見えないドンヨリとした雰囲気に包まれてました。あくまでも僕が覚えてる限りなのですが、当時のNHKさんは環境問題を扱ったドキュメンタリー的な番組を多く流してたと覚えてます。幼い僕も何となしに付いてるテレビから、それ等の番組を何となしに観てました。幼かったので当然、内容の全てが解った訳では在りません。が、何となし良い印象は残ってません。

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環境問題を扱ってるという事で、その番組の内容は御世辞にも明るい未来を示す物では在りませんでした。早い話が「今から環境問題の改善に取り組んでも、もう遅いです。」とか「もう地球はダメです、滅びます。」とか、言ってる訳です。それも田舎の変な宗教の変な教組の変な予言でなく、海外の立派な大学の立派な科学者先生が科学的なデータを基に仰られてる訳です。そのデータの信憑性なんて、今の僕にも解らないでしょう。でも当時の幼い僕が「地球がダメと言うより、地球を救えない科学ってダメじゃん」と考えるには充分なデータでした。

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そして「吉!だから僕が地球を救える科学者に成るぞ」と、当時の僕は考えなかった訳です。幼い僕は「吉!だから僕は科学者じゃなくて魔術師に成るぞ」と、斜め上の方に志を立てたんですね。どうやら当時の僕にとって、科学の真逆に魔術が在った様でして。科学がダメなら反対の魔術で、的な思考回路が働いた様です。まぁ科学者に転ぶにしても魔術師に転ぶにしても、地球を救おうなんて・・・我れながら生意気を通り越して、どんだけ畏れ多い餓鬼ンチョだったんだよと・・・まぁ幼かったという事で、その辺は許して下さいね地球さん(笑)

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今の僕は地球さんを救おうなんて、そんな畏れ多い事は考えてません。我がよりレベルの高い人を救おうというのは、傲った考えですからね。ただ「魔術師に成るぞ」という志は、今でも持ってます。恐らく3歳以下の時に強く想ってしまったので、それが僕の潜在意識に深く刻み込まれた様で・・・30歳を超えた今でも、その夢を追い続けてます。むしろ逆に、目を背けるとベラボウに運が落ちるので(笑)ただ3歳以下の童が潜在意識に深く刻まれるほど「地球を救おう」と誓う位に、あの頃から地球さんの現状は芳しくないのかもしれませんねぇ。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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