何が自分に合っているのか分からない
このお仕事をしていると、仕事でも恋愛でも趣味でも老後の過ごし方であっても、こういったご相談をいただきます。
「何(誰)が自分に合っているのでしょうか?」
「何(誰)が好きなのか自分でも分からなくなって・・・」
こういったことで悩むことは別に悪いことではありませんのでご安心ください。
これまできっと、それを真剣に考えることや、本気で向き合う機会が無かったからこそ、悩まれることだと思いますので。
それに、何かを決めるとか、決断をするというのは、なかなか勇気がいるものです。
なぜなら、それを選んだことで失敗して損害を被ったり、裏切られて傷ついたり、間違いを認めるのが辛かったり、とにかく後悔するくらいなら今は決めない方が良い、となりがちなものですから。
なんとなくですが、
後悔しない方法はあるのに、それを知らない人が多すぎる気がします。
まずはゴールをセッティングすることです。
それすら、決めていない方がいらっしゃるようです。
恋愛でも仕事でも健康でも趣味でも、それで今後どうなりたいですか?どんな未来だと嬉しいですか?ワクワクしますか?
ここがイメージできないから、まず悩みます。
何処へ行ったらよいのか、迷子のようなものですね。
ゴールもセッティングせずに、幸せになりたいというのはおかしな話です。
自分にとって何が幸せなのかも設定せずに日々を過ごせば、それはモヤモヤするでしょうし、つまらないものになるでしょう。
人に言われて簡単にあきらめるなら、やりたくないことと同じ
ぼんやりとやりたいことがいくつかあったとして、
「例えば、この中で私には何が合っていると思う?」と友達から聞かれたとするならば、私だったらこうアドバイスするでしょう。
自分以外の他人から「それは合っていないですね」と言われてあっさり辞めてしまうようなことであれば、はじめからしない方がましだと思うよ、と。
良く言われることですが、人は失敗しないと何も分かりません。
失敗もひとつの作用です。
自分がゴールの世界をセッティングして、そこに向かって進んでいく中での反応のひとつでしかないので、うまくいかないからといって、自分にはそれをやる資格がないとか、やっぱり無理だとか思う必要はないということです。
それがダメだったら次はやらなければよいだけです。良い判断材料を得ただけです。
はじめから全部うまくいくことが分かっていて、それにチャレンジするなんて面白くも何ともないと思いませんか?
ドキドキしたり、ワクワクしたり、苦しんだり、泣いたり笑ったり、喜ばれたりするからオモシロいのです。
それが好きなことならなおさらです。
まず、自分にはできないと思うことを止めて下さい。
こんな私にできるはずがない・・・というのは、もう終わりにしましょう。
言い訳など必要ありません。ゴールの世界に不要なモノは、切り離していくことです。
命の時間は限られています。
「したくないこと」「やりたくないこと」に時間と労力を奪われることや、「自分を誰かの犠牲にして我慢しながら生きていくこと」が好きなら、それでよいと思います。
そうでなければ、
自分が好きでできることを棚卸してみた際に、
「私だからできること」を「私にしかできないこと」まで高めればよいだけのことです。
あなただからできることは、あなたにしか分かりません。
時には真剣に自分の未来と向き合ってみてはいかがでしょうか?
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