1日10分の祈り

Fortune Tarot

今までの世は、脳で考える世。今からの世は、心で感じる世。脳は、損か得かを考えるのが好きです。心は、好きか嫌いかを感じるのが好きです。だから今までの世は、脳を使うのが好きな男が幅を利かせてた世でした。でも今からの世は、心を使うのが好きな女が煌めいて生きれる世です。じゃ男は何をすれば良いのかというと、女の人の閃いた事を形にすれば良いんです。創るのが女、造るのが男。もちろん創るのが好きな男も居れば、造るのが好きな女も居るでしょう。創るのが女、造るのが男。これは基本ですが、必ずしもという訳ではないです。

とは言え、ですよ。じゃあ今からは男も女も脳を使わなくて良いかというと、そんな訳はありません。脳と心の話は、例え話でしかないのです。今までも今も、そして今からも私達は脳を使わねばなりません。むしろ今からは、今までに増して脳を使わねば成りません。こう書くと「話が違うじゃないか」と言う声が聞こえてきそうですが、要は脳と心って何だって話なんです。脳も心も、実は同じなんです。厳密には、脳の情報処理の状態の事を心と呼んでるだけなんです。その情報処理のやり方が、今までと今からでは大きく換わるんですって事です。

因みに僕は『かわる』と書く時に『換わる』と書きます、ただ『かわらない』と書く時は『変わらない』と書きます。他には『わかる』と書く時は『解る』と書きます、でも『わからない』と書く時は『分からない』と書きます。何でこんなメンドい事をやってるかというと、こう書き分けた方が脳にスンナリと入ってくからです。これを読んでる皆さんにとっては、何も違わないかもしれません。ぶっちゃけ、僕にとっても何も変わりません。でも私達が気が付かなくても、私達の脳にとっては違うんです。無意識的に、脳に入り込みやすいんですよね。

だから僕は、細かく書き分けてる訳です。すると僕は、皆さんの脳の事を考えて文を書いてるという事に成ります。皆さんは僕が皆さんの脳の事を考えてると気が付かなくても、皆さんの脳は僕が皆さんの脳の事を考えてると解るんです。だから皆さんの脳は、僕を好いてくれる訳です。仮に皆さんが僕を嫌いだとしても、皆さんの脳が僕を好きならば・・・当たり前ですが、脳の好みの方が強いです。そうですね、概ね9:1位の割合で脳の方が強いです。変な言い方かもしれませんが、皆さんよりも皆さんの脳の方が皆さんの命に近いんからなんです。

表面的な外っ面だけでなく、その奥に在る命の事まで見てくれる。より命に近い側の脳だったら、その事が嬉しくない訳は無いんです。僕の字の使い分けに限らず、人の脳や潜在意識の事を考えて人と関わるってな凄い力を持ってるんです。そう考えると心理的なテクニックの本も、役に立つんです。巷には、それ系の本が溢れてますよね。試しにどれでも良いので3冊位を読んでみて、そこに書かれてる事を訓練してやれる様に成って下さいな。流石にそれだけで人生が換わるとまでは言いませんが、それこそ人間関係はグッと良い方に傾くでしょうね。

で、脳と心の話でしたね。初めの脳と心の話は、損か得かという判断基準から好きか嫌いかという判断基準へのパラダイムシフトの事を喩えた話です。でも今回は更に、もう1歩だけ踏み込んだ話もします。好きか嫌いかという判断基準は、損か得かという判断基準より優れてます。損か得かという事は、要は正しさです。でも世には、時間的にも空間的にも絶対的に正しい事なんて無いんです。だから損得の他にも善悪とか正誤とか優劣とか、そういった正しさを判断基準に生きてると時代の急激な変化に応じれないんです。それは、生き難いでしょう。

損得の様な正しさで生きる位なら好き嫌いで生きた方が、まだマシってもんです。でも好き嫌いってな、獣的な判断基準です。好きな奴は友、嫌いな奴は敵。敵はやっつけちゃえ、では世から戦が無くなる事は無いでしょう。そこで損得・好き嫌いに続く、もう1つだけ上の判断基準を御紹介します。それは、人が喜ぶか否かという判断基準です。何かを選ぶ時に、これを選ぶと人を喜ばせれるか否かを考えるんです。そしてその人ってのが家族の事なら、未だ抽象度は低いでしょう。でもその人ってのが人類全体の事なら、かなり抽象度は高いでしょう。

抽象度を上げて考えると、人は賢く成ります。身内だけを喜ばそう、これは獣でも同じ様な事は考えます。逢った事も見た事も無い知らない人を喜ばそう、これは人しか考えれない抽象度の高い想いです。慈善事業なんかそうですよね、見ず知らずの人の腹を満たし命を守ろうってんですからね。1日の内で、10分で構いません。戦争や飢餓や差別で苦しむ人の事を、想ってみて下さい。先ずは、そこからなんです。確かに、苦しむ人達を救っても貴方に何も得は在りません。でも同じ星の上に暮らす、殆ど同じ遺伝子で作られてる同胞じゃないですか。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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