煩悩と瞑想

Fortune Tarot

スコトマとは、盲点の事です。だから本来は、眼科医さんの間で使われてた語です。それが今では、コーチング等でも多く使われてます。スコトマを全て外すと、神さんに成れます。そして更に108個の煩悩も全て取り除くと、釈迦さんに成れます。でも煩悩を全て消し去るのは、とてもとても難しいです。じゃあ取り敢えず、スコトマを外して神さんに成っちゃおうじゃないかと。まぁ、それもとても難しいのですがね(笑)

全てのスコトマが外れれば、有りの儘の世を見れます。私達は、過去の記憶というフィルターを通して世を見てます。釈迦さんの他には、誰も有りの儘の世を見れた人なんて居ないんですね。過去の記憶、詳しくは情動記憶です。そんな情動記憶の中の、更に失敗した時の記憶です。つまり私達は、我がが過去に犯した失敗を通して世を見てるんですね。ライフオブパイ、私達は過去に生きてるんです。だから未来の人が、守護霊さんに憑く事なんて在り得ないんです。また霊能者さんは、過去世は視れても未来世は視れないんです。

まぁ釈迦さんだけは、未来世を見れたかもですね。でもそれは霊能力を使った霊視で、ではありません。洞察力に縁って、未来を見るんです。と言うか、天才と呼ばれる殆どの方は洞察力が高いです。そして洞察力が高いと、自然に勝手に未来が解ってしまうんですね。まぁデイトレーダーさんなんか、洞察力は高い人の解り易い例ですよね。だからと言って、デイトレーダーという職はオススメしませんがね。要は、1を聴いて10を知るというやつです。また、先見の明とも呼ばれますかね。

因みに人の顔色を伺うのが癖の人も、ちょっとは洞察力が高いと言えるでしょうね。でもそのちょっとしかない洞察力を我がを守る為だけに使ってしまってるので、もったいないなぁという感じですがね。真に洞察力の高い人は、その高い洞察力を使って人の役に立ちます。と同じ様にその高い洞察力を使い、我がの好きな事に無我夢中で取り組みます。人の顔色を伺うというのは、空気を読むと言い換えれるかもしれませんね。でも空気を読む事と洞察力は、全く違います。そもそも、世に読まなければならない空気なんて無いんです。

ただ空気を読むという事を強いて言うなら、その集団のゴール設定に縁るのかもしれませんね。例えば、会社が主催の飲み会の場にもゴールは設定されてます。会社が主催の飲み会の場のゴールは、皆が快く飲み会を樂しむ事です。じゃあ1人1人が、そのゴールを達成できる様に努めねば成りません。新入社員さんとかだったら、取り敢えず上司さんの話を笑顔で頷きながら聴いてれば大丈夫です。それだけで、ゴール達成に貢献してると言えます。でも飲み会で宴会芸を強要されるとかは。全く話が違います。そんな事を強いられたなら、人権侵害で訴えてやりましょう。

では、話を戻しましょう。スコトマが外れれば、有りの儘の世を有りの儘に見れるという話でしたね。それはつまりどういう事かと言うと、我がの目の前に置いてある鉛筆と我がの母が同じ価値だと感じてしまうという事です。まぁ普通に考えたら、正気の沙汰ではありませんよね(笑)スコトマは、私達1人1人の脳の重要度に縁って決まります。脳にとって重要でないものをスコトマに入れて、見えなくしてしまうんです。という事は、私達は我がの脳が重要だとしてるものしか見えないんです。そして脳は、過去の失敗を参考に何が重要かを決めてます。

そんなスコトマが全て外れて世を有りの儘に見るという事は、何も重要ではないという事です。でもそれは、全てが重要という事でも在るんですね、全てが重要なら、何1つとしてスコトマに隠れるものは無くなります。だから、全てが見えちゃうんです。でもそれは、我がの目の前に置いてある鉛筆と我がの母が同じ価値だと感じてしまうという状態なんですね。

それは決して、無に成るという事ではありません。座禅とかで、よく「喝ッ」とか言われながら肩を叩かれてる人を見ませんか。あれは、雑念が湧いたから叩かれてるんです。でも雑念が湧かないという事は、無に成ってるという事ではありません。座禅中にも、頭を使って考えちゃって良いんです。ただし、悟りについて考えなければ成りません。悟り以外を考える事を、雑念と言うんです。だから座禅では、何も考えず無に成らなくても良いんです。ただ、悟りについてだけ考えてれば良いんです。本来は、悟り以外の事を考えると「喝ッ」と肩を叩かれるんですね。

でも、ずっと悟りについて考えてなくても良い訳です。だって、悟った後も日常は続く訳ですからね。むしろ悟った後は、日常に戻らなければ成らないんですね。でも悟った後に戻った日常は、悟る前に過ごしてた日常とは違います。これからは悟った状態と日常を、行ったり来たりするんです。それはつまり、1つだけ抽象度の高い視点から日常を過ごすという事なんですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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