Torre di Pisa

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この話は、どの業界でも言える事なのですが・・・基本的に、初代が最も優れてます。やはり最も初めに何かを生み出すというのは、かなり賢くないと無理な訳です。その後の代の皆さんは、初代が生み出したものを成長・発展・進化させてく訳です。でもやはり0から1を生み出す方が、かなり難しいと言えるでしょう。例えば仏教、他にもキリスト教やイスラム教等の宗教。これ等も基本的には、初代である開祖が最も優れてるでしょう。それは現在の仏教やキリスト教等を見れば、まぁ誰の目から見ても一目瞭然と言った所なのではないでしょうか。

特に宗教なんてのは、基本的な教えは開祖の代で完成してる訳です。そりゃそうですよね、そもそも完成された教えを開祖が多くの人に広めて宗教が作られる訳ですからね。ただ昔は、今と違ってパソコンとか無かったんです。だから情報伝達能力が、今より劣ってる訳です。昔の情報伝達手段なんて、要は伝言ゲームみたいなもんですよ。だから人から人へ伝わってくに連れて、ほんのちょっとずつ開祖の考えた完成された教えが歪んできますよね。勿論、そこに決して悪意が無かったとしても。また、それが決して意図的では無かったとしてもですよ。

名探偵コ◯ナン「真実は、いつも1つ!」はい、確かにそうです。でも、解釈は十人十色の千差万別なんです。特に開祖が亡くなった後なんてな、誤った解釈をしてもそれを正してくれる開祖は既にこの世に居ません。そりゃもう、正しい教えなんて殆ど残ってない訳ですよ。宗教に限らず、初代が亡くなれば分派分派を繰り返します。何を言いたいかというと、伝言ゲームなんて当てに成らないという事です。じゃあもし貴方が今、何かを習いたいと考えてるとして。その創始者が未だ生きてるなら、がんばってその創始者から習うのをオススメします。

ここでちょっと、個人的な話をします。僕もとある宗教に属してますが、僕は我がの属す宗教の開祖に逢ってません。でもその宗教の開祖が亡くなったのは、2010年なんですよ。その時、僕は25歳。つまり開祖に逢おうと考えれば、僕は逢えた訳ですよ。まぁ、タイミングが悪かったと言えばその通りなのですが・・・ただ単に、僕が開祖から学ぶチャンスを掴まなかっただけです。はっきり言って、僕はその事を悔いてます。開祖が亡くなって、ウチの流派は小さく成りました。小さく成った上に、更に幾つかの宗派に分派してしまった訳ですよ。

当たり前ですが、それぞれの宗派のトップは「私こそが、開祖の教えを正しく受け継いでるんだ」と言ってます。勿論、それを言う事は何も悪くありません。むしろそれ位の自信も無しに、教えを伝え継ぐ事なんて事は不可能でしょう。でも、宗派同士で喧嘩だけはして欲しくはないですよね。まぁウチの流派では、その心配は無い様です。でも世には、元は同じ流派の人同士で争ってる所が多く在ります。確かに、降り掛かる火の粉は払わねば成りません。それでも互いが互いの教義に戻れば、何1つとして争う必要なんて何処にも無い筈なんですよね。

チャネリングする人は、高次の存在と繋がり高次の存在の言を降ろします。んまぁ、その繋がった存在が必ずしも高次の存在か否かは解り難いですが・・・つまりこれは、上から下への伝言ゲームという事です。そして伝言ゲームは、流通と同じです。間に入る者は、少ないに越した事はありません。間に入る者が少なければ少ない程、要は薄利多売な訳です。高次の存在から力を頂いて使うヒーリングも、これと同じです。よりレベルの高い高次の存在からダイレクトに力を頂いた方が、中間マージンが生じなくて得なんですよ。シンプルな話、ですね。

高次の存在は、目に見えぬ世に居る目に見えぬ人です。つまり情報空間に居る、情報的な存在です。当たり前ですが、1メートルの高さから落とされた水より10メートルの高さから落とされた水の方が力が強いですよね。これと同じ事が、情報空間でも言えます。情報空間の高い所に居る高い存在から降ろされる力は、その高さに応じて強さが増すんです。位置エネルギー、というやつですね。釈迦さんは、情報空間の最も高い所に在る『空』という概念を説いてました。空から降ろされ釈迦さんの口から吐かれた語は、どれ程の力だったのでしょうか。

でも実は、位置エネルギーは常に働いてます。例えば2階に居るとして、2階の床の上に立ってると我がに位置エネルギーが働いてるのを感じ難いです。でも2階の床がパッと消えたら、アッと言う間に1階の床まで落ちてしまうでしょう。つまり私達には、潜在的に位置エネルギーが働いてるんです。それに気が付き、それを使おうとするか否か。ただ単に、それだけなんです。ピサの斜塔の様に、ほんのちょっとだけ前に傾いて立ってみて下さい。我がに働く位置エネルギーを、感じれる筈です。ポイントは、傾く時に両足の親指で踏ん張る事ですね。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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