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音が見えたりする事を、共感覚と言います。例えば「あの人の声は赤くて丸くて滑らかで小さくて数が多い」とか、そんな感じです。この共感覚を、先天的に持って生まれた人も居ます。ただ、訓練する事で後天的にも身に付けれます。そして先天的だろうと後天的だろうと、この共感覚を鍛えると色んな点で便利だったりします。例えば、気功師さん。患者さんの気が付いてない病の原因を、手で探るんです。患者さんの体に、触れなくても構いません。触れなくても手の触覚として、病の原因を探れるんです。後は、そこに氣を送るだけで良いんです。

患者さんの肌から5〜20cmとか離れた所でも、手を翳せば病の反応を触覚として感じ捉えれます。やはり病の反応なので、余り快い反応ではないでしょう。ピリピリとした刺激感だったり、モワッとした熱感だったり。またズンッという圧感だったりと、色んな反応が在ります。そしてその反応が、快い反応に換わるまで氣を送り続ける訳ですね。快い反応というのは、例えばス〜ッとした風の様な感じだったりします。手を使って、触覚として感じ捉える訳です。この触覚というのは、他の感覚と比べてもダイレクトで解り易いのかもしれませんね。

視覚と聴覚は、表面的な感覚です。嗅覚と味覚は、視覚と聴覚よりかは奥に在る感覚です。そして最も奥に在る感覚が、触覚です。因みに密教の奥義は、この触覚に関わりの深い技です。具体的には、エッチな事を想像するんです。そして下腹部にググッと来たら、それで成功です。つまり性的な興奮は、別の事をがんばるエネルギーに換えれるという事なんですね。肌と肌を重ねるという事には、凄い力が隠されてるという事ですね。そして想像力を高める事で、その力を何時でも何処でも使える様にする。まぁ早い話が、それが密教の奥義なんですね。

共感覚の神秘、それは霊能にも通じてるんです。つまり神さんや仏さんや霊が視えるのも、この共感覚のせいなのではないかという事です。たださっきの病の原因を触覚で探るのと同じく、五感では感じれない物を五感情報として捉える訳ですがね。悪霊の中に、病魔というのが居ます。読んで字の如く、病魔に憑かれると体を病みます。さっきの触覚で探ってた病の原因も、もしかしたら病魔の事なのかもしれませんね。そして霊視では、この病魔を視覚情報として捉える訳です。触覚情報に換えるか視覚情報に換えるか、その違いだけだったりします。

更に感じる力の強い人に成りますと、パワースポットに行ったら良い匂いがするという人も居ます。それは近くに屋台が出てて、そこで売られてる食べ物の匂いではありません(笑)清いエネルギーを、嗅覚情報として捉えたという事でしょうね。更に更に感じる力の強い人は、質の高いパワースポットに行くと味まで感じるそうです。そしてその匂いと味を頼りに、フラフラと歩いって行ったら御神木さんが在ったなんて話を聴いた事が在ります。僕個人としては、そういった事も体験してみたいという好奇心だけは在ります。いやはや、羨ましいです。

感じる力を鍛える訓練は、視覚化とか言われてますよね。視覚化と書きますが、厳密には五感感覚化です。視覚を含む五感の全てを、フルに鍛えなくては成りません。やり方は皆さんでググッて頂くとして、この訓練は何も霊能者の為だけの訓練という訳ではありません。例えば絵を描く人にも、視覚化は要ります。何も書かれてないキャンパスに筆を入れる前に、先ずは頭の中にキャンパスに絵を描く訳です。そして視覚化は、格闘家さんにも要ります。ボクサーさんのシャドーボクシングなんてな、視覚化のレベルが高くなければ意味が在りませんね。

また学者さんも、視覚化はやれといた方が良いです。頭の中で物を考える時は、よりリアルな方が良いです。そして視覚化を使えば、その頭の中の世界を現実の世界に呼び出せるんです。つまり何の世界でも、一流と呼ばれてる人達は既に視覚化を使い熟してる訳なんですね。私達の脳は、獣さんより進化してます。獣さんの脳は、物理的な世界と生体的な肉体にしか及んでません。でも私達の脳は、情報的な空間や仮想的な世界にまで広がってます。つまり、想像力って奴です。だから私達は獣より進化した人として、想像力を使わねば成らない訳です。

でも獣にも、在る程度の想像力は持ち合わせてる様に見えます。狩りの時に連携を取ったり罠を張ったりして獲物を捕らえる、そんな肉食動物も居ます。また多くの小さな魚の群れが、まるで1匹の大きな魚の様に動いてるのを見た事が在るでしょう。でも、これ等は本能的な動きに過ぎません。その時・その場で考えて、柔軟に臨機応変に考えて動いてる訳ではないんです。まぁ人の脳は考えれ過ぎちゃうので、逆に持て余しちゃうのかもしれませんね。それでも私達は、脳を使った方が良い訳です。生きてる中に脳は使っとけ、とまぁそういう事です。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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