前転からの好転

Fortune Tarot

私達が生きるという事は、6つの事をやるという事です。逆に言えば、私達は6つの事しかやってないんです。それは、龠・余・恵・栄・幸・胜の6つです。そして、龠と余がセットで恵と栄がセットで幸と胜がセットです。龠とは、心の幸せの事です。余とは、余る事です。心が幸せを感じる時は、色んな物が余ってます。また色んな物が余ってる時は、心が幸せを感じます。例えば金銭にゆとりが無いと、心は落ち着かないでしょう。時間にゆとりの無い時もまた、心は忙しないですよね。色んな事に於いて余りを作る事が、心を穏やかにするんです。

恵とは、入ってくるという事です。栄とは、出ていくという事です。恵が入ってくる事、と言うのは何となくイメージし易いのではないでしょうか。栄が出ていく事、と言うのは解り難いかもしれませんね。恵も栄もパッと見では、どちらも入ってくる様な印象を受けます。栄とは、ロケット噴射で飛び立つ様なものだと考えて下さい。幸は、体の健やかさの事です。胜は、元気の事です。これのセットは、最も解り易いのではないでしょうか。元気が在れば何でもやれる、健康第一です。健康だから、元気なんです。そして元気だから、健康なんですね。

と、この様に・・・複雑に見える私達も、実はシンプルな理で動いてたりします。それは、プログラムと言っても良いかもしれませんね。ただプログラムその物はシンプルですが、とにかく数が多かったりします。私達は、200万を超える数のプログラムに縁って生きてます。その中で私達が我がの力で換えれる我がのプログラムは、数千位しか在りません。それは考え様に縁っては、私達にとって換えれない宿命の様な物なのかもしれません。でもそんな逃れれない運命が在るにしても、それでも私達は今を強く生きてかねば成らない訳なんですよね。

我がの力で換えれる、数千位の我がのプログラム。これを徹底的に、良い物にすれば良い訳です。良い物にすると言うよりも、バグを取れば良い訳です。バグさえ取ってしまえば、プログラムは正常な状態に戻る訳ですからね。その為には、じゃあどうすれば良いのでしょうか。先ずシンプルかつダイナミックなやり方として、対応を換えると言うやり方が在ります。例えば、何か嫌な事が起きた時に「嫌な事が起きた」と考えずに「良い事が起きた」と考えるんです。これってなかなか難しい事なのですが、9日もやればガラッと日常が換わるでしょう。

そもそも嫌な事とは、エラーの事です。そしてエラーは、バグが起こします。でもエラーが起きた時に「嫌な事が起きた」と考えると、そのエラーを起こしたバグの力が増します。するとプログラムが巡り巡って、次はもっと嫌な事がエラーとして起きてしまうんです。それを避け、更にバグを弱体化させて運が良ければバグを消してしまおうという事です。その為に、嫌な事が起きた時に「良い事が起きた」と考えるんです。するとバグが弱まりますから弱いバグなら消えてしまいますし、消えなかったとしても次にエラーが起こる時は軽く成ってます。

ただこのやり方、かなり難しいんです。それは喩えるなら走ってる電車に乗ってて、隣の線路を走ってる電車に窓から窓へと飛び移る様なもんなんです。それでもほんのちょっとずつでも、やり続けて下さい。すると、ほんのちょっとずつでも起きるエラーが軽く成ったり減る訳です。ただ1つ、解って頂きたい事が在ります。例えば寒い時に「寒い」と思うのは、反応と言います。寒い時に「寒い」と思って「風邪を拗らせるかも」と考えるのは、対応と言います。実は、反応は換えなくても良いんです。反応の次に出る対応さえ、換えれば良いのです。

「寒い」という反応が出た後に「風邪を拗らせそう」と対応するから、風邪を拗らせるんです。だから「寒い」という反応が出た後に「だから身が引き締まる」と対応すると、身が引き締まります。そしてほんのちょっとずつ、寒さに強く成ってくんですね。これこそが言と語を使い熟す私達にのみ許された技で在り、私達が環境適応生物たる所以です。反応でなく対応を換えるだけで良いなら、かなりハードルは下がりましたよね。そもそも反応を換えるのは、危ないんです。だって危ない時は「危ない」という反応をしなければ、身を守れませんので。

言と語の力というのは、凄まじいんですね。因みに頭の中のオシャベリを、セルフトークと言います。これにも、意味と価値は在ります。むしろセルフトークが、人生を作ってると言っても良いかもしれません。それはつまり意識的か無意識的かは別にして、常に何を頭の中で考えてるかという事です。何に対して、脳を使ってるかという事です。セルフトークもまた、意識的に換えれます。ただ闇雲には、換えれないでしょう。無我夢中に成れる何かを作るか、アファメーションを使うか。そうやってセルフトークを、己の望む方へ換えねば成りません。

幼い頃からスピリチュアルに興味と関心を持ち、多くの師に仕えつつ学びを深める。 未だ学びの途中ながら、その学びはスピリチュアルの枠を超え多岐に渡った。その知識や能力をアウトプットする場として、祓師という職を選ぶに至る。 クライアントの心に寄り添い、明日への元気が出てくる様な施術を行う。

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